東京五輪の呪い

2021–02–10 (Wed) 15:22
最近ホットな話題はオリンピック組織委員会森喜朗会長の女性蔑視発言だ。
それの謝罪会見で火に油を注ぎ、続く擁護発言の老害二階氏と経団連中西氏の発言がまたガソリンをかけている。
問題は、日本国内で謝罪して終わりという予定が、世界に発信され各国が非難轟々になったことだ。
あらゆる差別廃止を謳っているオリンピックなわけだから、その日本のトップが差別発言をしたらそれは大問題だろう。
それに気が付かないのが当の本人と取り巻きと日本政府だったようだ。

83歳の森老人は当然男女差別の世界で育ち、他の老害たちも似たようなもので今更マインドが変わるわけはない。
単に口が滑っただけだろうが、そもそもこんな年代の人間にトップをやらせているのが間違っている。
80も過ぎれば認知が入ってきてもおかしくないくらいで、そもそも老化で心身は衰え判断力も鈍る。
老人の特性は頑迷さと自己中心だ。
老人と話してみると視野が狭く人の話には耳を傾けないし、自己中で自分のことしか言わない。
大局を見られなくなり柔軟さがなくなっていく。

一番の問題は、いまだにこの年代の老人が国の中枢にいて国の未来を創っていくという現実だ。
彼らは普通に話していても老人としての衰えは必ずあって、そこを補佐したり諫めたりする周りの人間が必要なのだが、日本では諫めるどころか盛り立てているとしか思えない。
そのうえ無関心で同調圧力に弱い国民なのだから、連中は言いたい放題で度を過ぎれば「謝罪します」で全て済んできた。
責任を取るための辞任など、もうしなくて済む世の中になったわけだ。

東京オリンピックは呪われていると言ったのも80歳の麻生太郎だが、これだけは正鵠を得ている。
東京オリンピックは最初から躓きばかりで、最後にこの森喜朗の発言でダメ押しになるのではないかと思う。
このまま半年後にオリンピックができるわけなどないことは誰が考えても判る。
予定通りやったらまた世界中から新型コロナが流入し感染爆発になるだろうし、無観客などの新たな対応を練り直す時間もなかろう。
事実ボランティアは今回の森発言で辞退者が多数出ているし、医療は手が回らないし具体的な感染防止対策も全く描かれていない。
日本政府は無能を世界に晒すことになる。

オリンピックのおかげで去年も今年も新型コロナ対策は後手後手になり、アジア一の感染大国になってしまった。
日本という国自体が東京オリンピックに呪われているのかもしれない。


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