嫌韓・嫌中思想

2020–06–06 (Sat) 12:40
私はYouTubeでタロット動画を上げているが最近アメリカと中国について占ったところ、少々驚いたことがある。
このブログをお読みの方は私の立ち位置は御存じだと思うが、基本フラットでそれは中国、アメリカについても同じだ。
右翼でも左翼でもないノンポリだと思っているが、最近のナショナリズムに浸食された日本では左翼と思われているのがよく分かったのだ。
政治に興味を持ち歴史に興味を持っていて、それについて言及すること自体悪い事のような雰囲気が蔓延している。

特に空恐ろしいと思ったのは、嫌韓嫌中が普通の人たちの間で蔓延していることだ。
彼らは今や蛇蝎のように韓国、中国を嫌っている。

今の安倍政権のナショナリズムに迎合するような政治姿勢は嫌韓嫌中派の支持を取り付けた。
国民に様々なプロパガンダをして、いつの間にか何も政治的思想信条を持たなかった普通の人達にまで、その考えを敷衍することに成功したからだと思う。
韓国への敵意、中国への脅威を声高に煽った結果、中国が侵略してくるのではないかと信じている人が多い。

極右勢力はそれが生き甲斐だから言い続けるだろうが、何も知らなかった主婦でも中国脅威論をテレビやネットで煽れば信じてしまう。
じゃあ彼、彼女らが中国の内情や歴史的背景を詳しく知っているかと言えば、歴史修正主義者のYouTubeを一つ二つ見るぐらいだ。
真顔で第二次大戦は大東亜戦争で日本は中国を解放するために進出したと言っていたりする。

確かに今の中国共産党はひどいと思うが、毛沢東時代の地獄のような文化大革命時代を考えればまだましだろう。
人権蹂躙、他民族への弾圧、香港への強硬姿勢は批判されるべきだが、反面中国は今や科学技術大国になり日本をはるかに凌いでいる。
「日本一番」的な亡霊にすがっている人々には、もはや韓国、中国にIT技術でも負けたのが許せず、かつての技術大国日本など見る影もない現実を受け入れたくないのだろう。
この新型コロナで学校が休校になったが、先進国はいち早くオンライン授業をやったのにそれが出来なかったのは日本だけだ。

武漢から新型コロナウィルスが始まって初期対応が遅れたことで中国に恨みを持っている日本人は多いが、これだけの原因ではなくそもそもが嫌中という素地があったから尚更拍車が掛かったと思われる。

私はあくまでどの国に対してもフラットでいたいと思うが、思いの外嫌韓嫌中の意識が多くの日本人に染み込んでしまった今の状況に何ともやり切れない思いを抱いている。

日本がかの国に過去したことを考えれば、この二国を憎むことなど私は出来ないが、その過去の歴史も塗り替えられているので、もうそういう人達には何を言っても無駄なのだと思う。
流されやすい日本人、同調圧力に弱いのが日本人だ。
そしてそれは洗脳レベルになっているような気がする。

ふと戦時中だったら私は特高にマークされる非国民になるのかと思ってしまった。
7年間の安倍政権の負の遺産はこんなところにもあるのだと実感した。


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