コロナウィルスと人間の病理

2020–04–23 (Thu) 12:05
新型コロナウィルスの蔓延に伴って社会の病理が浮き彫りになっている。
地方では感染者の家に石を投げたり張り紙をしたり村八分にして、富山ではいたたまれなくなった一家が引越ししたし、三重でもそういう事案が公式に発表されていた。
感染して自殺してしまう人もいるようだ。
コロナウィルスで死ぬのではなく自殺で亡くなるのはやるせない。
感染だけではなくこれからは生活苦での自殺も増えるだろう。

非常事態では人間の持っている闇の部分があぶり出される。
感染者を黴菌のように誹謗中傷したり排斥したりは、地方を中心に増えている。
お互いの家の晩御飯のおかずまで知っているような田舎だと、ひと度感染が分かったら昔の村八分状態になるのは想像に難くない。
閉鎖社会の暗部が露呈してくるのは時間の問題だ。

今みんなの心がささくれ立っている。
弱って余裕がなくなると自分に向かう人と外に向かう人がいる。
不安と恐怖から悲観的になり自殺まで考える人もいれば、苛々が外に向かい所かまわず攻撃したり毒を吐きまくって周りの人間を傷付ける人もいる。
ネットを見ているとひどい書き込みが増えているが、これは新型コロナウィルスがもたらす二次的悪影響で人も社会も荒んでいく。

しかしそんな悪い面ばかりではなく、こんな時こそ人の優しさや崇高な精神性が発揮されている世界もある。
助け合ったり労りあったり命懸けで新型コロナウィルスの現場で働く人達もいるのだ。
よくスピリチュアルで自分の使命を探している人が多いが、こんな時こそ人を助けたり自分のできることを精一杯やったりするのが今の時期に生きることになった人間の使命かもしれない。

使命は命を使うと書く。
何かに自分の命を使うこと、それが使命だ。
今使命に目覚めそれを遂行している人が沢山出て来たと思う。

人間には光と闇の部分がある。
この未曾有の世界にあってどちらの部分が出てくるのか、どちらを使うのか我々は試されていると思う。


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