循環

2017–01–18 (Wed) 18:17
最近何かのブログを読んでいたら、「人生の前半は得て蓄える時期、後半は整理して手放す時期」という意味合いの文章があった。
言い得て妙だと思った。

若い頃はあれもこれも欲しい、しかし与えることは考えないしなかなか出来ない。
人生の半ばを過ぎるとある程度その貯めたものを周りに配っていけるようになる。

人は裸で生まれ産湯を使い、死んだら裸で湯灌をされあの世へ旅立つ。
何一つ持たずこの世に来て様々なものを得て、またそれを手放し手ぶらであの世へ帰る。

人間には欲があり捨てるということがなかなか難しい。
しかし捨てるということは無に帰すという事ではなく人に与える、還元すると考えれば手放すということは意味のあることだと考えられる。

喜捨という仏教用語があるが、托鉢僧にお金を寄付して天に貯金をするという意味だ。
陰徳を積むということだが、それは意図しなくても電車で席を譲ったりゴミを拾ってゴミ箱に入れるだけでも陰徳になる。
天に貯金をしてもいいし人に貯金をしてもいい。

誰かに親切にしたり助けたり、贈り物をしても同じだ。
見返りを期待してやったことではなくても、すげなくされてがっかりしたりすることもあるが結果ではなく行為が大事だ。

誰かに何かをしてあげた時直接その人から形として返ってこなくても、そのエネルギーは回り回って違う形で必ず返って来る。
物を贈ったら物で返ってこなくても感謝の気持ちが運気を上げてくれたり、面倒を見てあげたら自分の子供が違う誰かに世話になるかもしれない。

人の感謝の気持ちほどエネルギーを与えてくれるものはないのではないかと最近思うようになった。
私も相手から直接返ってこなくても違う形で御礼は戴いていると気が付くことがある。
天は見ているのだ。

貰うより与える方に、溜めるより手放す方に人間の人生は推移する。
それが自然の流れであり、その過程でエネルギーの循環というのをスムーズにしていけば、最後に霊的成長というお土産を持ってあの世へ行けるのだと思う。




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Author:masquerade
職業画家でベネチアンマスクを描いています。

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