毒親と虐待

2019–02–08 (Fri) 17:45
毒親という言葉があるがこれはここ十数年で使われるようになった。
この言葉が出て来た時に、自分の親のことだと思った子供も沢山いたのではないだろうか。
大まかにいえば子供に有害な親のことだ。
虐待は言うに及ばず、暴力はなくても生育の過程で子供に有害な影響を及ぼす親は毒親だ。

子供を否定したり劣等感を植え付けたり生涯心に残るような傷を与える親は、毒を吐きながら子供を育てている。
毒親という言葉は、親は子供に愛情を持つと美化する社会通念を覆す認識だと思う。

今般の虐待死事件もそうだが、鬼畜のような親は歴史上何処にでもいる。
日本でも江戸時代は折檻は当たり前だったし、生まれた子供の間引きや、年端のいかない女児を女郎屋に売るのもよくあった。
虐待は通報すべきという社会認識が出来上がる前の昭和は、小さい子が突然死んでも事故だと言えばそれで済んでいたように思う。
あの頃も確実に虐待はあったはずだ。

毒親という考え方が認知されるようになって、自我が芽生える歳になったり大人になってからも、自分の親は毒親だと気づく子供が増えた。
虐待はそれなりの防御策があるが、明らかな虐待ではない毒親に対しては子供自身が戦うしかなく、早々に家を出たり長じては親との接触を断つなどするしかない。
親になっても人として失格と思うような人間は山ほどいる。
的に見ればまだ幼稚な子供、未熟なが親になって、人間を学ばなければならない設定だろう。

毒親を持つ子供は親だからと言って尊敬したり好きになる必要はないし、そういう自分に良心の呵責を感じる必要もない。
むしろ毒親を毒親だったと自覚させ反省させるべきだ。
何故なら親子の関係が的には逆転している場合が多々あるからだ。

「虐待の連鎖」と言われるが、そういう環境に育った子供は二通りの道を歩むようだ。
一つは本当に連鎖して同じことを繰り返すケース。
幼少時から叩かれれば子供は叩くものだと刷り込まれるから、残念ながら親になったら同じことをする。
もう一つは知識と知恵を得て自分の親を反面教師にし、同じ轍を踏まないケースだ。

呪縛のように虐待は連鎖すると、虐待された子は大人になって思うらしい。
一生そういう足枷を子供にはめるのが虐待の罪深さだ。
『親を親とも思わない』と親側は使うが、毒親を持つ子にとっては逆にそれが一番必要な言葉ではないだろうか。



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虐待とスピリチュアル

2019–02–07 (Thu) 15:33
千葉で小4の女児が虐待死した。
実の父親が虐待して殺したのだが、母親も子供への虐待を手伝ったとして同じく逮捕された。
母親も虐待されていたそうだからこれはよくあるパターンで、自分へ向かう暴力を避けるために虐待に加担している場合もある。
父親は逮捕されても躾だったと言い張っているそうだが、前居住地の沖縄糸満市にいた当時も児相が何度も入り千葉へ逃げるように転居した時も糸満市からの申し送りが転居先にあったそうだ。

背景を探ったら典型的な虐待ケースだが、この父親は多分子供が死ぬまで虐待を止めなかったろう。
DVや虐待は本人も説明がつかない狂気でやっているケースが多い。
シリアルキラーや変質者もそうだが、ただやりたい、衝動が抑えられないという状況でやってしまうらしい。
一人の人間として見れば異常者だが、スピリチュアル的には色々な説明はつくようだ。

虐待の場合は対象が決まっている。
誰でも虐待するわけではなく妻や子供という特定の相手にしかしない。
中には子供が何人かいても平等に虐待するわけではなく、一人を選んで虐待する場合もある。
こんなケースは魂的な関係としか説明はつかない。

虐待についてはスピリチュアル的には、いくつかのケースが考えられる。
未熟な親の魂を成長させるためにもっと上の魂が虐待される役割を引き受けて子供に生まれて来た、過去生では全く反対の関係でそのカルマを解消するために逆の立場で生まれて来た、今回のように大事件になって社会を啓蒙するためのミッションで来た、等々何通りかのパターンがあるようだ。

かつてアメリカでメーガン法という常習性犯罪者に対する法律が作られたが、これは二歳の女児メーガンが性犯罪で殺害されたメーガン事件がきっかけとなっていている。
アメリカが性犯罪を許さないために、法律に彼女の名前が付けられたのだ。
メーガンはこの法律を作り、性犯罪被害を防ぐために来た魂かもしれない。

スピ的にどんな理由があるにしろ、虐待された魂は霊的進化が著しく虐待死であの世へ帰ると飛び級扱いだと聞く。
しかしそれはあくまで見えない世界の話で、現実に悲惨な虐待を受けている子供たちが年々増えているのだから、この虐待死事件は社会への警鐘と考えなければいけないのではないだろうか。
どんな魂の理由があるにせよ子供を虐待する親は毒親で、厳罰に処すべきである。

今回色々調べていてぞっとしたが腑に落ちた専門家の指摘があった。
虐待でもDVでも、被害者が逃げたり行政に保護されても血眼になって加害者は取り返そうとする。
泣いて反省し改心を約束するので関係者も騙されるが、虐待の加害者が被害者に執着して一緒に住みたがるのはただただ虐待の対象を取り返したいからだそうだ
だから家へ帰すともっとひどい虐待が始まるということが多く、中には帰して間もなく殺されてしまったケースもある。
虐待出来なかった空白の時間を埋めるために、更に虐待に拍車がかかるのだろうか。

なんともやりきれない話だが、虐待も犯罪と一緒なので強制的に引き離し刑罰を科すしかないように思う。



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政治と宗教

2019–02–01 (Fri) 15:43
国会が始まっているが、新しい眼鏡をかけた総理大臣は官僚の書いた原稿をひたすら読み上げている。
漢字には必ずルビが振られ、脚本のように間合いやアクションのト書きもあるそうだ。
多分内容などよく理解していないのは、オランダ訪問時の記者会見で外人記者に質問された時理解できず頓珍漢な答えをしていたのを見てもわかる。

安倍政権に「何処までもついて行きます下駄の雪」と揶揄されている公明党が、今回も選挙対策用に学費無償化を言い出している。
これについてはたまたま先日話した仕事関係の友人がひょんなことから自分がS学会信者であることを教えてくれたが、改めて政教分離のはずの政治に疑問を持った。
公明党がS学会の政党である事は周知の事実だが、信者には公明党の都合のいい事しか知らせていないのだろうか。
民主党政権が始めた高校無償化は、彼女には公明党がやっていたことになっていたし、様々な政策で我田引水的に教えているような気がした。

いい人でS学会の部会幹部のようだが、その前提で話すと信仰の功罪を感じずにはいられなかった。
私は安倍真理教と言って安倍政権とその取り巻きを批判するが、それは良し悪しは別にして教義や教祖、幹部の言うことは絶対で必ず守るという宗教的な行動原理を指している。
まだ安倍真理教の方が信者は教祖が馬鹿だと思っていても利用したり私利私欲のためにくっついているが、新興宗教を含め信仰と名の付くものは教祖の言うことを絶対に疑わず信じ込んでいるから、ある意味洗脳状態のようだ。
そのエネルギーを公明党という政党に向ければ、党の政策は全て正しくなる。
指導者たちはまずい部分は微妙にアレンジして信者に伝えるから、純真な信者は社会正義に燃え熱烈に政治活動をしてしまうのだろう。

その知り合いと話していてこれが公明党の信者を動かす(正当化する)キーワードだと思う言葉があった。
「政治はまず実績を作らなければならない」「政治には哲学が必要だ」
悪い実績を作ってどうする、哲学なんて言葉を正当化の理由にするな、と突っ込みを入れたかったが,その人とは結構親しいので、何となく信じ込んでいるのが気の毒になった。

国会中継の質疑応答も強行採決も見たことがないし、ましてネットで自分で事実を調べるということは皆無らしい。
事実と違うことを信じ込まされていたり、都合の悪いことは知らされず都合のいいような情報だけ教えられているのかもしれない。
どの宗教でも信じる者は救われるので、S学会の信者が信仰して幸せならば良き人生だろう。
ただ、その支持政党が安倍政権の不正をかばい一緒になって戦争へ突き進むような法律を強行採決し、影響が国民へも及ぶところが問題だと思う。
だから憲法では政教分離が規定されているのだ。

友人は素直でいい人だが、思想信条について話は噛み合わないだろうし、私がいくら正確な情報を伝えても信じないだろう。
他者から見たら私もスピリチュアル教なのかもしれないから、誰も彼も自分の信じるところは曲げられない。
付き合う時はそれを承知で付き合うしかないと思う。

ただ、政治の話が御法度のような今の日本を考えれば、意見は合わなくてもそんな話を出来ただけいいのかもしれない。


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『嵐』ショック

2019–01–29 (Tue) 16:35
今日の記事は嵐のファンの方はスルーしてほしい。

嵐の活動休止で日本中が大騒ぎになった。
折しも国会が始まる前日で、安倍政権は不正統計、、北方領土の交渉失敗など国民に注目されたくない内容が目白押しでその目くらましにまた繋がりのあるジャニーズ事務所を使ってスピン報道を仕掛けたのかと思う向きも多いようだ。
おまけにメンバーの一人の父が不正統計を行っていた総務省の当時の次官ともなれば、痛くない腹も探られよう。
そもそも二年後の活動休止について何故今なのか疑問を持たれても仕方がない発表だが、関係者にすればスピンにはなるしこれから二年間最大限の営業で収入が見込めるベストタイミングかもしれない。

私は嵐など興味がないのだが、TOKIOの解散の時も日本中の反応に違和感を覚えて記事にしたことがある。
今回もショックで泣きじゃくったり食事も喉を通らなかったり会社を休んだり、信じられないリアクションがツイッターに流れていてドン引きしてしまった。

スピリチュア的に考えると殆どカルトと変わらないと思う。
ただ教祖が歌手やタレントである違いと、教義も布教もないので社会にとっては健全だと言える。
しかし筋金入りのファンは洗脳状態と同じで、生活の大きな部分がその芸能人の存在で占められている。
同じ普通の人間でもファンにとっては偶像化され神格化されているから、独身のはずが恋人がいたり結婚するだけでも裏切られたりショックを受けたりするようだ。

その心理状態や行動様式は私にとっては理解不能だが、人間は昔から偶像崇拝の行動原理を持っていてその対象は神だったり王だったり支配者だったりした。
それらが廃れてきて、代わりにアイドルや人気グループに対して小規模ながら似た形態になっているのではないだろうか。
カリスマ性を持つ芸能人やグループは過去生を辿ると集団のリーダーや指導者で、そこに惹かれるファンはその集団に属していたというリーディングを読んだことがある。
もっと遡れば的には大きなソウルグループだったり宇宙からの移住集団で、同じ船に乗り合わせたかもしれない。

ファンは対象に理由もなく惹かれてしまうから、そういう意味では見えない世界の引き寄せであり、ファン同士が仲良くなったり妙な共同意識を持つのも頷ける。
過去生で一緒だったからだ。

この世でリーダーのもとにグループを作るというのは、現世だけの関係ではないと思った方がいい。
幸い歌手やアイドルに傾倒してもせいぜいファンクラブに入りグッツを買ってライブやコンサートに行くくらいだが、これが営利絡みや思想絡みだと問題が起きてくるから注意だ。
私も一度ライブに行ったことがあるが皆でペンライトを振る光景を見て、独裁国家の民衆が重なりぞっとした覚えがある。

芸能人のファンになり生きていく活力にするぐらいはいいが、解散や活動休止、あるいは結婚などでショックを受け会社を休むほどめり込むのは危険だ。
そして一番悪いのは、それを利用する勢力がいたりその意を受けて煽るように喧伝するマスコミに踊らされることだ。
彼らは夢を与えてくれたが、一方現実的には歳を取り人気の落ちて来たアイドルグループが、最後に打ち上げ花火で営業をかけているという残酷な見方もできる。
いくらアイドルで今世ではその役目で来たかもしれないが、人間であることに変わりはない。
今一つのミッションが終わって、嵐という虚像から一人の人間の実像へ戻る時が来たのだろう。


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皇室のスキャンダル

2019–01–25 (Fri) 16:22
政治以外の時事ネタはあまり書かないことにしているが、ここ数日皇室スキャンダルでマスコミやネット上が賑わっている。
女性皇族の婚約が延期になり、その理由が婚約者の母親の借金問題なのはすでに周知の通りだ。
婚約が延期になりスキャンダルが出た段階で、相手方が婚約を辞退する宮内庁の脚本だったようだが、そう簡単にはいかなかったらしい。

長く付き合ってはいたが周辺環境を整える前に、安倍政権がピンチになってスピンネタで官邸が公表してしまったから、体裁を整える暇も宮内庁にはなかったのだろう。
女性皇族が温室育ちで相応しくない男性を好きになってしまったという構図だが、役者が揃っていてワイドショー仕立てになっているのが興味をそそるようだ。

婚約をした男性は先日『借金は贈与だった』との文書を公表したが、逆効果だったようで騒ぎは大きくなる一方だ。
平たく言えば皇族の婚約者もその母親も母親の元婚約者も、金と欲が行動原理になっている感じがする。
恋愛関係にある男女間の金銭授受は正式な借用書がない限り借金とは言えない。
金銭に限らず何かを買ってやったり贈ったりしても、恋愛が終わると金ややったものを返せという男は時々いる。

男女限らずこの手の「金や物をせびる」や「やったものを返せ」という人間は卑しいと思う。
金を返せと主張している男性も、貰ったものだから返さないと言っている母親と息子も、まさしく同じレベルので引き寄せ合うことになったのだろう。
どちらも引かない泥仕合だが、見ていて気持ちのいいものではない。

このドラマの俗っぽさが三流芸能ネタと変わらず今国民にウケているのだと思うと、純粋に好きになってしまった女性皇族が気の毒だが、そんな男性を好きになった彼女もまた学ぶことが必要だったのかもしれない。

金と地位目当てで婚約を辞退しない婚約者、恋愛絡みで男性から金をせびる母親、好きだったから援助したのに相手が出世したから腹いせにあの時の金を返せと週刊誌に暴露する男性。
同じような業で縁を持った者達だが、これが皇室を巻き込んでいるということにも深い意味があるような気がする。

皇室も各宮家があり代々高潔な人ばかりというわけではないし、人間臭いドラマやスキャンダルも菊のカーテンに隠されてきたと聞く。
ひょっとしたら今可哀そうな立場にいる問題の皇女はその因果を引き受けたのかもしれず、見えない世界的には下世話なスキャンダルも深い宿業の結果かもしれない。

かなり想像を逞しくしてしまったが、どんなやんごとなき家系でもどんな俗的な一族でもレベルでは様々なカルマや宿縁を持っている。
霊的進化のために人間として生まれたのだから、金や欲しかないのもそこに引き寄せられるのも、的には多くの課題を抱えているのだろう。



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職業画家でベネチアンマスクを描いています。

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