玉石混交のYouTube

2021–04–01 (Thu) 15:32
前回とあるユーチューバーのことについて自戒も含めて書いたが、同じ頃対極をなすチャンネルを発見した。
YouTubeをビジネスとしてやっているのは同じなのだが、一見テーマは政府批判でも質も深さも違って、前者が言葉巧みにマルチ商法をするセールスマンだとしたら後者は品質の価値で売っているビジネスマンの違いがある。

まだ若い青年がやっているチャンネルなのだが哲学系を名乗るだけあって、根拠や反証を緻密に組み立て論考しているところは大変興味深い。
特に陰謀論に毒されるネトウヨやビジネス右翼の分析と主張の論破は小気味いいほどだ。

かなりの読書家らしく、読書をウリにしている一方のユーチューバーとは格も中身も違う。
この青年が今後ビジネスで成功しどう変容していくのかはわからないが、今の段階では信ずるに値するような気がしている。

傑作なのは日本の保守系論客のまやかしの歴史観と主張の矛盾点をことごとく実証し、陰謀論に染まるネット住民の心理と背景にある思考様式を解き明かしているところだ。
視聴していてよくぞ言ってくれたと拍手したくなるほどだった。笑

ある程度登録者も再生数もあるので、ネトウヨの多いYouTube界にあってそれに辟易している一部の層が集まっているのだろう。
特に論理的思考が好きな人間には引き付けられるチャンネルだ。
政府批判の視聴者が軽く集い、いつの間にか信者になってツボを買わさてしまうのが前回のチャンネルだとすれば、このチャンネルはガチの反保守反ビジウヨが集まり、思索的に世の中を見たい人の欲求を具現化しているよう見える。

陰謀論関係の動画は思わず膝を打つので、以下にリンクを貼っておく。

https://www.youtube.com/watch?v=EQ7CqcIXs6U
https://www.youtube.com/watch?v=03_5uHgvqzU


黄色い花





新型コロナワクチンの謎

2021–02–18 (Thu) 14:11
日本でも新型コロナワクチンの接種が始まった。
このワクチンは人類初の遺伝子組み換えワクチンで、治験の段階での見切り発車で世界中の国で打ち始めている。
製薬会社は長期的な副反応は判らないと言って免責を要求したし、ファイザー社の副社長は中長期的な副反応の懸念があると警告を発した。
5年後接種した人たちがどんな体調異変や未知の病になるかは分からないのだ。
先の短い老人ならまだしも、若い人たちは打つべきではないと思う。

世界的に医療関係者から接種しているが、彼等が数年後真っ先にワクチンの副作用でやられてしまう可能性だって否定できず、人類を救う人達から倒れて行ったら社会はどうなるのだろう。
それを考えると、人口削減計画だと陰謀論を唱える人たちも馬鹿に出来ないのではないかと思ってしまう。

陰謀論には欠かせないイルミナティーはユダヤ系で、その本山であるイスラエルが一番多くワクチン接種をしているので多分大丈夫だとは思うが、新型コロナ兵器説を唱えていた向きがワクチンこそ実は生物兵器だと言っていたりする。
新型コロナとワクチンの人口比を考えたら、ワクチンを打つ人の方がはるかに多いわけだから。

日本はここにきてワクチン接種が他国より遅れ、いまだに迷走状態だ。
自民党とヒラメ官僚の不手際により契約したはずが契約できていなかったりで、必要な本数を確保できないという体たらくだが、実はこれが逆に将来的にはいい結果を招くような気がしないでもない。
他国のワクチン接種の結果を半年くらいは様子を見られるからだ。

実際深く考えない人はワクチンさえあれば新型コロナは収束すると考えているようだが、インフルエンザワクチンと同じで打っても感染するし、この先何度も打たなければならないかもしれない。
山のものとも海のものとも知れない代物を体内に入れるというのは、その結果がどうなるかを見定めてからでないとリスクが大きすぎる。

日本は愚かな政治の無為無策失政でも、まだ新型コロナウィルスが欧州やアメリカのように爆発的に増えなかった。
新型コロナワクチンについても何か天の加護のようなものが働いてくれないかと願っている。


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東京五輪の呪い

2021–02–10 (Wed) 15:22
最近ホットな話題はオリンピック組織委員会森喜朗会長の女性蔑視発言だ。
それの謝罪会見で火に油を注ぎ、続く擁護発言の老害二階氏と経団連中西氏の発言がまたガソリンをかけている。
問題は、日本国内で謝罪して終わりという予定が、世界に発信され各国が非難轟々になったことだ。
あらゆる差別廃止を謳っているオリンピックなわけだから、その日本のトップが差別発言をしたらそれは大問題だろう。
それに気が付かないのが当の本人と取り巻きと日本政府だったようだ。

83歳の森老人は当然男女差別の世界で育ち、他の老害たちも似たようなもので今更マインドが変わるわけはない。
単に口が滑っただけだろうが、そもそもこんな年代の人間にトップをやらせているのが間違っている。
80も過ぎれば認知が入ってきてもおかしくないくらいで、そもそも老化で心身は衰え判断力も鈍る。
老人の特性は頑迷さと自己中心だ。
老人と話してみると視野が狭く人の話には耳を傾けないし、自己中で自分のことしか言わない。
大局を見られなくなり柔軟さがなくなっていく。

一番の問題は、いまだにこの年代の老人が国の中枢にいて国の未来を創っていくという現実だ。
彼らは普通に話していても老人としての衰えは必ずあって、そこを補佐したり諫めたりする周りの人間が必要なのだが、日本では諫めるどころか盛り立てているとしか思えない。
そのうえ無関心で同調圧力に弱い国民なのだから、連中は言いたい放題で度を過ぎれば「謝罪します」で全て済んできた。
責任を取るための辞任など、もうしなくて済む世の中になったわけだ。

東京オリンピックは呪われていると言ったのも80歳の麻生太郎だが、これだけは正鵠を得ている。
東京オリンピックは最初から躓きばかりで、最後にこの森喜朗の発言でダメ押しになるのではないかと思う。
このまま半年後にオリンピックができるわけなどないことは誰が考えても判る。
予定通りやったらまた世界中から新型コロナが流入し感染爆発になるだろうし、無観客などの新たな対応を練り直す時間もなかろう。
事実ボランティアは今回の森発言で辞退者が多数出ているし、医療は手が回らないし具体的な感染防止対策も全く描かれていない。
日本政府は無能を世界に晒すことになる。

オリンピックのおかげで去年も今年も新型コロナ対策は後手後手になり、アジア一の感染大国になってしまった。
日本という国自体が東京オリンピックに呪われているのかもしれない。


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政界の太郎考

2021–01–19 (Tue) 16:15
昨日から国会が始まった。
新型コロナが全然収まる気配を見せない中、変異種ウィルスも市中感染が確認されきっと大変なことになるだろう。
もうすでに医療を受けられず自宅で亡くなる新型コロナ患者が次々と報告されている。
そんな中で菅総理は昨日の施政方針演説で、「新型コロナに勝った証に東京五輪をやる」とまだ言っているが、寝言は寝てから言えと山本太郎氏に痛罵されたその言葉通りだ。

政界筋ではもう菅総理は詰んでいるらしい。
支持率が30パーセント台に急落してはもう終わりだろう。
予算を通し辞去するか下ろされるかだが、次の候補として河野太郎氏が取り沙汰されている。

私は彼も河野洋平氏の息子としてかなり前から見ているが、彼ほど権力のために変容を重ねる人間も珍しい。
原発事故の後は自民党では反原発を掲げていた。
反原発で政治家になった山本太郎氏と志を共にし、一緒に握手した写真も撮ったりしている。
しかし安倍政権で反原発封じ込めのため、大臣のポストを与えられてから彼は豹変した。
反原発の看板を下ろし、権力という果実を貪り始めた。

彼がツイッターで自分に批判的なフォロワーを次々ブロックするのは有名な話だ。
若者を意識してかなり砕けた内容もツイートしているが、あの奇抜なマスクや執務室の様子を見ても本人自身エキセントリックな部分があるのかもしれない。
外務大臣になると専用機をねだったり、一番驚いたのは記者会見で都合の悪いことを聞かれた時の4人の記者に対する連続完全無視の態度だった。
これは傲岸不遜としか言いようのない応答で、彼の傲慢な本質が露見した瞬間だっと思う。
私もリアルで見ていたが一瞬言葉を失った。
最近またその動画がツイッターで流れているが、誰が見ても呆れるだろう。

人間は権力と地位を手に入れると変節する。
政治家でも彼ほどそれが露骨な人間もいないと思っている。
ある意味わかりやすい。

父親の河野洋平氏は自民党でもハト派で反戦思想の持ち主だった。
だが息子は哲学もポリシーもなく、あるのは功名心と俗的に尖った部分だけのような気がする。
彼が次期総理になったら、菅総理とは違った意味の独裁者になるだろう。

山本太郎氏のことは以前このブログで何回か書いたが、今苦境にあっても彼は年末の炊き出しや弱者救済を続けている。
彼についても賛否両論はあるだろうが、少なくとも同じ太郎でも権力についての姿勢は全く違うと思う。

一時は握手をした仲でも10年経ち、私利私欲か利他かで同じ太郎でもくっきりと分かれたようだ。
そういえば政界にはもう一人太郎氏がいた。
だみ声で横柄な、権力の私物化甚だしいご老体だ。笑


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日本の病理

2021–01–10 (Sun) 14:39
YouTubeを始めてから去年一年、全く違う日本の側面を見た。
普通の社会では想像できない人間の内面を知った。
そして今の日本の病理のようなものを見せつけられた。

これは根本を探っていけば教育の敗北のような気がする。
20代30代の若者は自分で考えるという頭がない。
決められたことを守り権威に従うという教育を強いられてきたせいだろう。

戦後の安保闘争に始まる学生運動の頃は、戦後民主主義の徹底から若者は政治を批判し国を憂えていた。
大局的に俯瞰できる能力を持っていた。
今の若年層は校則に従い学校に従順である教育を受け、自分で考える能力を持たず権威に従うのが当然だと思っている。
主権在民という言葉は習っても、意味が分からないのではないかと思う程だ。

しかし内部に抱える満たされない闇の部分はネットという世界に生きることによって吐き出し、社会の束縛から自由になれているのではないか。
恐ろしいと思うのは教育で刷り込まれた「誰かの言うことを聞く、無条件に信じる」という行動様式が、自分で検証することもなく安易に一定方向へ向かわせるということだ。

ネトウヨとはよく言ったもので、ネット世界には極右的な人間がかなりいる。
彼らの合言葉は「愛国」「嫌韓」「嫌中」だ。
中国共産党を蛇蝎のように嫌っているが、ではなぜだと聞かれると論理的に答えられない。
彼らは安倍総理を支持し今はトランプ大統領を熱狂的に支持している。
敵は中共だったりディープステートだったりするが、もうそのあたりはごちゃまぜでとにかくトランプ大統領を救世主のように讃えている。
この期に及んでもそれ系の動画を見るとまだトランプが最後には勝つことを信じているらしく、ここまでくると痛々しい。

トランプが利己的な理由で敗北を認めなかったのをまるで正義のヒーローのように錯覚している。
普通に考えたら晩節を汚した最悪のアメリカ大統領だ。
ましてこのコロナの緊急事態に他国の大統領に心酔している自体滑稽だが、そういう人たちも集っているのがネット社会の現実なのだ。

彼らはビジネス右翼の動画を見て、真に受けて信じ込んでいる。
多分学校で疑うことも批判することもしなかったから、逆に政治批判をしているものに対しては眉を顰める。
だから、今のこのコロナの難局に愚策しか打てない政治に対しても何も感じていない。
しかし自分の信じているものを批判されると逆上するのも彼等だ。

ネット世界を知り、遅れて新型コロナによって炙り出された現実の国民の姿を知り、どれほど日本が衰退し後進国に成り下がったのかを実感している。
日本が一番と未だに思っている手合いには、中国韓国に追い抜かれ世界から相手にされなくなっている現実など全く見えていないのだろう。
日本の未来は絶望しかない。


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職業画家でベネチアンマスクを描いています。

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