スピリチュル系ビジネス

2019–01–15 (Tue) 16:51
最近FBでスピリチュアル系の人の友達申請を何気なく受けたら、雨後の筍のようにぞろぞろとその共通の友人達から友達申請が来た。
いわゆる相談業の人達だが、スピリチュアルリーダー、占い師、自己啓発系、起業系と名前は違っても通底するところは同じようだ。
FBの友達を増やすのも営業の一戦略なのだろうか。
私の本業の方でも同じくFBで友達を千人単位で増やして、同業者の個展に駆け回り営業活動をしている画家もいるから、SNSは立派な市場なのかもしれない。

絵描きは一応個展を開いたりそれなりの実績がないと絵描きとは名乗れない。
しかしスピ関係やセラピストとなると、言ったもの勝ちのところがあって、昨日までOLだった人が今日からは○○セラピストの肩書になっていたりする。
資格も何もいらない世界だから、運さえあればお客はついて1時間1万円也で単なるおしゃべり的な話相手でもお悩み相談のセラピストで収入になる。

FBで泥縄式に友達申請をして来た人達は、霊能者もいればどこかのセミナーに行って自ら開業した人もいるようだ。
私もスピリチュアルに関しては同類になるが、たまたまFBの狭い世界でもこれほど無数のスピ関係を仕事にしている人達がいるのだから、一体世の中にどれくらい見えない世界や人の心についての商売があるのかと驚いてしまった。

しかも料金設定を見れば一時間一万円以上が当たり前だ。
スピリチュアルはやはりビックビジネスなのかもしれない。
資格も何もいらないし、明日から占い師、セラピストと名乗ってHPを作っても誰も咎めない。
あとは営業をかけて人を集めれば仕事になる。

この現象はスピリチュアルの認知度が高まったと思うべきか、メンタルを病んでいる人が多すぎると思うべきか。
とにかく今の時代見えない水面下では歪んだ精神世界が広がっていて、それを商売にするビジネスも次々形を変えて増殖しているのかと、空恐ろしさを感じてしまった。

需要と供給があるからビジネスは成り立つ。
どんなセラピーを名乗ってもお客が来れば仕事になるわけだからそれはいいだろう。
しかし実体験も含めて中には?マークがつく場合も多々あるので、もしこれからスピ系のセラピーや鑑定を受けたいと思う人は慎重に相手を選んだ方がいい。
一時間一万円は大きいが、それに見合う内容かどうかは保証の限りではないからだ。

スピリチュアルに身を置く者としても、底知れないスピリチュアルビジネスの世界に飲み込まれないようにしたいと改めて思った。


紫陽花1





霊能力

2018–12–24 (Mon) 15:48
霊能者に霊視をしてもらうというのはスピ人間でなくても何となく意味は判ると思う。
しかし霊視というのも様々な方法見え方があって、ビジョンとして見える人、画像は見えなくても何となく感じる人、相手や自分の守護霊ガイドと繋がり教えてもらう人、これらが複合的になっている人などいて、他にも独自のやり方を持っている人も多い。
また降ろしてくる場所も宇宙から神仏から自分の守護霊やガイドから、そしてもっと低次な憑依霊や動物霊とその繋がり先も多岐にわたる。

霊能者でも代々その筋の家系で生まれながらに霊力を持っている人は、何代も人のためにそれを役立てて来たのだろうからそれなりの高次な何かと繋がっていると思われる。
しかし、人生の途中でいきなり目覚めたり能力を会得した人は色々なパターンがある。
覚醒する人は大病や事故で死ぬ目に遭い見えない世界に入る人もいるが、中には突然神が下りて来たとか、アチューメントや秘儀伝授をしてもらったりで開く人がいる。
後者二つは、中にはよろしくない霊や動物霊の場合もあって、降りてきた神は実は野狐だったりすることもある。
それでも、いわゆる霊視が出来るようになったり占いでもズバズバ当てたり未来を予測できるので、すぐに売れっ子先生になれる。

しかしその力は危険と隣り合わせで、極端な話見えない世界と対峙するのは命がけなのだ。
神仏や高次の存在と繋がっていれば守られて力に応じた仕事になるだろうが、あまり高くないものと繋がると人間的欲がそこに絡まり破滅へ向かってしまうことがある。

私は美術業界にいるが、たまにやはり完全なスピ人間もいて、お互い隠しているのだが類は友を呼ぶ通り顔を合わせると皆に隠れてその話になる。
同じ団体で宗教画のような絵を描いている男性と数年前話すようになり、家が新興宗教で自身も信者でありいずれ父親を継ぐことになると聞いた。
そのうち彼女が出来て結婚することになったのだが、その彼女は一目で危ないそちら系の人だった。
綺麗なのだが狐そっくりで私はそばに行けなかったが、彼に聞くとやはり親が変な信心をしている家で彼女は時々憑依状態になるので一緒にお祓いをしてもらっていると言っていた。

運命の相手なので彼女を守りたいという話をしていて、頑張ってと励ましたのだが、その数年後彼は霊能力を磨き自分の信者の除霊をするようになっていた。
年に一、二度絵の集まりで会うと話していたが、二年ほど前黒い顔をしていて「大丈夫かな?」と思った時があった。
聞けば力はアップしているし難しい除霊もこなしているという。
孔雀王がついて力をくれると言っていた。

そしてつい最近体調不良で展覧会に作品を出せないと耳に入ってきた。
まずいなと思っていた矢先、その後彼が脳出血で倒れたのを聞いた。
瞬間私が思ったのは「とうとうやられてしまった」だった。

彼が人助けのために自分の使命だと思いやっていたのは間違いないし、妻も助けたいと思っていたのも知っている。
冗談交じりに何年か前「彼女を救いたいなら2,3年どこかで修業したら?」と言ったことがある。
霊能者は自分の力を過信すると大変なことになると最後に会った時に言いたかったのだが、それは言うことは出来なかった。

一命は取り留めたそうだが、もう社会復帰できる状態ではないようだ。
人のために悪霊と戦っていたのだが、危険すぎる世界だ。
まだ40前半の若さで、心が痛む。

霊能力は諸刃の剣だとつくづく思わされた。



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ユター沖縄 ・2

2018–12–15 (Sat) 15:35
沖縄で斎場御嶽へ行った翌日は、宿から紹介されたユタの所へ行った。
沖縄のユタは有名だが、家系的な由緒正しいユタもいれば亜流でもユタを名乗っている人もいるようだ。
知名度も料金もピンキリだが宿の主人曰く「ネットに出ているようなユタは本物じゃない」そうだ。

私が紹介されたのは30分3000円で常識的な料金設定だったし、国際通りでひっそりとやっている人だった。
初めてユタに見てもらったが、確かにかなり見えているようだった。
早口で目が半眼になりどこかからダウンロードしている。
質問の内容に答えてくれたが、これからの人生についても時期的なものをかなり具体的に見てくれた。
体のスキャンも出来ているようだし、寿命も見ると言っていた。
聞かれれば厳しいこともきちんと答える主義だそうだ。

私が信頼している陰陽師やアカシックリーディングの女性とほぼ同じことを言っていたので、本物の霊能者だと思った。
代々沖縄の礼拝所で拝む女性の血筋だと言っていた。
まさしく沖縄の正統派ユタなのだろう。
何処と繋がって降ろしてくるのかはわからなかったが、沖縄の祖霊神を通じて降ろしているのかもしれない。
東京へも出張で行くと言っていたから、その筋では知られているようだった。

ユタの後は平和祈念公園へ行ってみたが、そこでおびただしい慰霊の石碑をみて言葉を失った。
沖縄戦で亡くなった人の名前が全員刻まれていたのだ。
全国各地から沖縄で戦死した人が全て出身地ごとに記名されている。
名前が刻まれた壮大な数の石碑が海を見下ろす公園の丘に林立していた。
それを見た時に私は、沖縄はまだ戦争を忘れていないのだと胸が痛くなった。
圧倒されてしまい全部の場所を見ることはできなかったが、あの果てしない石碑群が沖縄の人々の今も続く戦後とアメリカ軍と共存する苦しみを訴えている。
修学旅行生が多数来ていたが、最近はもう戦争の惨禍も教えられない彼らが実体験として戦争がどれほどの悲劇なのかを実感してほしいものだ。

私は何度か沖縄は訪れている。
一番最初に行った時に道路の横を延々と続く鉄条網にショックを受けた。
今回平和祈念公園を訪ねることが出来て、改めて沖縄の苦しみを直視するのが日本人の務めなのだと考えている。

折しも昨日辺野古に政府が土砂の投入を始めた。
私が泊った宿には60代の男性が二人、手弁当で辺野古の座り込みに本土から来て宿泊をしていた。
心ある日本人ならあの美しい海を汚したくないはずだ。
辺野古に基地を作りたがっているのは日本政府と利権を貪る連中だけだ。
オバマ大統領がグアムへ移すと言ったのを止めたのは日本側なのだから。

沖縄は琉球王国の時から神が宿る聖地だ。
何度日本政府はそこを踏みにじれば気が済むのだろう。
美しい海を潰すのは沖縄の神への冒涜だ。


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メンタルを病むスピリチュアル ・3

2018–12–09 (Sun) 17:25
メンタルを病むことについてスピリチュアル視点から書いてきたが、精神疾患と判定されなくてもいわゆる依存や洗脳という形で現れる場合もある。
「鰯の頭も信心から」「信じる者は救われる」とは信仰をいい方に解釈した諺だが、これは悪い方に振れると洗脳された状態になる。
洗脳は心理学的には説明がついているが、実は新興宗教やカルトでは教祖の後ろに憑いた闇の物の怪が信者達に一種の憑依現象を起こしている場合がある。

依存心が強い人は不安や恐れを持つと何かにすがったり安心したいために、信仰やスピリチュアルに入っていく傾向がある。
特定の占い師や霊能者に困り事を定期的に見てもらうくらいはまだいいが、中には明らかに依存して金品を捧げ毎日の着る服や行動まで占い師にお伺いを立てる異常な事例もある。
億単位のお金をつぎ込んだり生活さえ占い師の言いなりになっていた芸能人もいた。
中には自分の式神のようなものをお客に憑けて意のままに操る悪徳霊能者などもいるから、洗脳なのか憑依なのかわからない場合もあるようだ。

しかし依存し洗脳された人達も普通の生活をして仕事もしていたりすると、鬱のようにメンタルを病んでいることがはっきりわかるわけではない。
何が正常で何が異常なのかの判断はつきかねるし、信仰か洗脳かという見極めも周りに迷惑をかけたり犯罪に抵触しない限りは、洗脳と思えても本人の自由だ。

一番問題なのはカルトでは集団で教祖に洗脳されて非社会的行動をした場合で、オウム真理教などはそれに当たる。
鬱病や統合失調症は普通の社会生活を営めなくなるが、カルトに洗脳されても普通に会社勤めをしていたり家庭を持って生活している人もいるので、洗脳でメンタルを病むとは言えないのかもしれない。
洗脳という憑依が取れた時初めて自分はメンタルをやられていたのだと気が付くが、解けない限りは本人の中では正常なのだ。

カルトとは言わなくても、怪しげな自称スピリチュアルリーダーや自己啓発のカリスマはいる。
講演やイベントではスピ人間が全国から大挙して押し寄せるが、引き寄せられる人は殆ど依存と洗脳の一歩手前でメンタルは危ないような気がする。
人気ミュージシャンに夢中になって追いかけるのと行動様式は一緒だが、音楽を聴くだけなら洗脳されないがスピリチュアルや自己啓発の教祖だと言われたことがそのまま頭に刷り込まれ信者になってしまう。

スピリチュアル教祖は後ろに何らかの強大な背後霊を憑けている。
心に忍び込んだり憑依したり、引き寄せておくためには見えない世界の力が働いている。

スピにはまり追いかけて洗脳されその末に待っているものは、メンタルを病んで社会からドロップアウトした自分かもしれない。


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政治と魔術 ・2

2018–12–02 (Sun) 16:12
時の為政者が霊能者や占い師に傾倒し政策や側近選びにまで影響されたり指示を仰ぐのは、現代でも続いている。
レーガン大統領が夫人の信奉していた占星術師に自分も影響されるようになったのは有名な話だし、日本の初代大統領伊藤博文には高島嘉右衛門という呪術的ブレーンがいた。
誰でも知っている「高島暦」の創始者だ。
日清戦争開戦は、高島の勧めによって伊藤が決断したといわれている。
また、日露戦争直前には、政治家たちが高島のもとを訪れ司令を誰にするか相談したり、最終的には高島の易で、人事が決められていた。

戦後も政財界に影響を与えた有名な霊能者に藤田小女姫という女性がいて、岸信介、福田赳夫、松下幸之助、小佐野賢治などの政財界の大物が顧客としてついていた。
安倍総理の祖父の岸信介も霊能者に頼っていたわけだ。

つい最近お隣の韓国ではパククネ前大統領が逮捕されたが、原因となった友人はその父親が新興宗教の教祖でありシャーマンでパククネの母親の霊を降ろして彼女が大統領になることを予言した。
それですっかり信用した大統領は、その娘である友人にも国家のことを相談してしまったのだろう。
つまり一見仲の良い女同士の友人に見えても、実は霊能者や見えない世界に政治家が依存し政治を動かしていたという構図だったわけだ。

表には出ないが、有名占い師や霊能者には必ず政治家や経済人が客としてついている。
私の知っている陰陽師も代々家系的に平安時代から天皇や公家のお抱えだったから、現在でも一族は一般の人の鑑定はせず特別な人しか見ないそうだ。
そしてそういう陰陽師の存在さえ世に知られず、特別な階級の特別な関係として続いているそうだ。

今でこそ会社コンサルとしてスピリチュアル業界も認められてきたが、そうなる以前も霊能の世界や新興宗教カルトなどは経済政治に深く食い込み国を動かしてきたのは間違いない。
中には平安貴族のように政敵の失脚やライバル会社の失墜を、見えない世界に願う輩もいないとは限らない。
表に出ないだけなのだ。

日本が日清日露戦争に勝ったのも、松下幸之助が経済界のカリスマになったのも、その陰には霊能者の力があったのかもしれない。


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職業画家でベネチアンマスクを描いています。

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