続・年金詐欺

2019–06–16 (Sun) 17:13
年金が足りなくて2000万円が必要という政府の報告書が発端となり、年金問題に関心が集まっている。
しかし驚いたことがあった。
大抵は皆この報道は知っているようだが、それに対する人々の認識があまりに違って、私の常識がおかしいのかと疑わざるを得なくなってしまった。

たまたま二人の女性と話す機会があったのだが、二人ともアラフィフの人だ。
一人は2000万円足りないのなら、今から何とかして少しでも貯金を殖やし老後の設計を考えると言っていた。
もう一人は仕方がないし払った年金は自分達のためではないと誤解していた。
そこじゃないだろうと思ったが、二人共全く政治に対する怒りも憤りも感じていないのだ。
勿論自民党支持らしいが、それ以前に政治のことはよくわかっていないようだった。

多分今の安倍政権が続いているのは、こういう政治に無関心な国民のせいなのだろう。
2000万円足りないと言われて、それなら自分でなんとかするという人達が思いの外多いのだと思うと、こうなったのは本当に国民の自己責任だと思わざるを得ない。
この層は消費税も他の増税も従容と受け入れる感じだった。
第一、累進課税(金持ちほど税率を高くする)も、法人税(企業への税金)もわかっていなかった。
自民党支持なので憲法改正が必要と言っていたが、どうしてかと突っ込むと時代に合わないからとか国際情勢が変わっているからとか自民党お仕着せの曖昧な事を言うが、具体的にどう変わって憲法のどこを変えようとしているのかを聞いたら答えられない。
主権が誰にあるかも知らなかったから開いた口がふさがらなかったが、二人ともいい人で良識的な社会人だ。

だが、こんな人達が今の日本人のモデルケースなのかと思うと、かなりの脱力感を覚えた。
他にも私の知り合いには似たような「何となく自民党支持」がいるが、いずれも誰一人として国会中継は見たことがない。
だから、あのふざけた低レベルの質疑応答も一切知らないのだ。
ただ、もしかしたら安倍総理の答弁の幼児性を見ても、「安倍さんは頑張っている」と言いそうな気さえする。

累進課税は中学校の社会科で習うのに、主権在民も学校で習うのに、、、無知は罪だ。

今日は年金デモをやっていた。
しかしツイキャスを見ると、それを馬鹿にするコメントが多々あった。
彼らは年金などいらないほど老後は裕福なのだろうか。


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年金詐欺

2019–06–13 (Thu) 17:48
先日記事にした年金問題が炎上している。
最近は嫌気がして国会中継も見ないようにしているが、たまたまこの「老後2000万必要」という報告書についてやった質疑応答は、動画に上がっていたので見た。

相変わらず安倍総理の幼稚園児並み答弁とムキになる切れっぷりは拍車がかかり、官僚の忖度と口曲がり大臣のふてぶてしさに不快感しか覚えなかった。
総理の子供じみたた愚昧さは見ていて恥ずかしくなる。
共産党の議員に「年金詐欺だ」と指摘されるとブチ切れ、具体的に財源を示されても鼻でせせら笑っていた。
企業の法人税を上げ、金持ちに累進課税を強化するという提案だったが、これの何処が間違っているのか。

マクロスライド制と馬鹿の一つ覚えのように繰り返していたが、多分マクロスライド制を詳しく知らないで官僚に言われたままお題目のように唱えているだけだ。
マクロスライド制だから、尚更年金は減額され生活できなくなると突きつけられているのに。

官邸は段々旗色が悪くなってきたから、今度は報告書を受け取らない、もうないと言い出す始末だ。
厚労省が出した試算を元にはじき出した2000万円なのに、自分たちでやっておいて受け取らないも、もうなくなったも通ると思っているらしい。

都合の悪いことはごまかし、捻じ曲げ、改竄、恣意的操作、偽装と、どれだけこれまでこの政権は不正をやってきただろうか。
それでも通ってきたから、もはや何をしても国民は黙っているという確信があるのだろう。
官僚を飴と鞭で支配しマスコミを金で操縦し、国民を騙して来たので今や真実を知る国民は一部だ。
今回のように年金が破綻すると事実の一部が明らかになっても、「あれは嘘でした」でころりと国民は騙される。

安倍総理はかつて「消えた年金」問題が退陣に追い込まれる一因になったが、今回も「消えた年金報告書」が浮上してきた。
年金問題は安倍政権の鬼門なので、やっきになって火消しを図っている。

因みに今年度から65歳支給がこっそり70歳支給にスライドできるようにして、姑息な手を使いだしたのも明らかにされた。
65歳の受給資格のお知らせの時、「年金支給額をもっと増やしたいですか?」という問いがあり、それならこの申請書は出さなくていいですという一文がある。
そのままにしておくと自動的に70歳受給を認めたことになり、65歳からは受け取れなくなるという詐欺のようなからくりを国会の場で暴露されていた。
つまり誘導尋問で、自分で申請書を出さなければ自動的に70歳支給にされてしまうというからくりだ。
あまりに姑息なやり方ではないか。
国民は国に腹が立たないのだろうか?

こんな策略を考え出した官僚も、誰も責任は問われない。
政権の走狗になるのが彼らの仕事だし、自分たちの老後は安泰だ。
政権に都合の悪い仕事を真面目にすれば、切り捨てられるだけだ。

折しも香港のデモは風雲急を告げている。
政権が蜂起した国民を弾圧している判りやすい画像が、いくつもネットに上がっている。
しかしそれを他人事のように見ている日本人は、全くおめでたいというしかない。


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今だけ 金だけ 自分だけ

2019–06–07 (Fri) 15:29
最近政府が「年金はあてにならないから老後を困らないためには夫婦で2000万円の老後資金が必要だ。」という試算を出した。
年金を株価維持に使って溶かし、65歳支給を70歳75歳80歳と段階的に引き上げる目論見で、果ては人生100歳、死ぬまで現役などと就労上限も取っ払うつもりらしい。
つまり「年金はないから自分で死ぬまで稼いでね」ということだが、ふざけるなと言いたい。
20歳から年金を天引きされても当たり前だと思っていたのは、老後は年金で暮らせる約束だったからだ。
小泉政権時代に「100年安心年金」という触れ込みで支給を65歳に引き上げたが、それでもまだ国民は信じていた。

それが安倍政権になって年金を株に突っ込み大損をして、65歳支給など覚束なくなってきたから何とか払わない方法を考えて「生涯現役」などと言葉を変え、死ぬまで働かせる方向にシフトし出した。
挙句の果ては自己責任論をぶち上げ、国の面倒はあてにするな、自己資金で老後を過ごせと言う始末だ。
福祉も何も期待するなというなら、全て自己責任だから税金も取るなと言いたい。

消費税を10パーセントに上げると言っているが、今までの消費税増税の時も福祉に回すという名目だったのに、なんと7割も法人税の引き下げに回していたのが発覚した。
法人税とは大企業にかかる税金のことだが、、つまりは金持ちに消費税を回しているわけだ。
その見返りとして企業は政治家や政党に多額の寄付をする。
つまりキックバックで自分達の懐に入るから、増税は国民のためではなく自分たちのためにやりたいのだ。
トランプ大統領の機嫌を取るために使い物にならない戦闘機を147機も買って6兆円献上し、TPP以上の悪条件も飲んで国内産業もめちゃくちゃにしてもどこ吹く風で未だに安倍政権は続いている。
政権に不利なことなどマスコミは取り上げないから、何も国民は判らず消費税も福祉のためと思っているが、無知は罪だ。

最近街を歩いていると明らかに70歳は過ぎている、もしかしたら80歳近くかもしれないと思うような老人の作業員を頻々と見かける。
交通整理や清掃作業員などはみな老人ばかりだ。
生き甲斐のためにやっているというより、明らかに生活のためにやっているようにしか見えない。
ちょっと前までは60歳定年後は夫婦で旅行したり悠々自適の老人が多かったが、今は年金も少なく働かないと生活できないのだろう。
かたや少数の上級国民が入る豪華な老人マンションや老人施設もあって、老後も激しい格差社会になっている。

先頃人生100年とうそぶいた口の曲がった大臣がいるが、100年など生きられるわけもなく、次々と死ぬか半病人になる老人が増えるのは目に見えている。
政権にいる連中はあと数年でその先は何が起ころうと責任を取らなくていいから、「今だけ、金だけ、自分だけ」なのだ。

私の周りでここ数か月で脳梗塞、心筋梗塞、孤独死と立て続けに起こっている。
それもまだ50代60代70の前半の人達だ。

本当に日本人でいることが怖いし情けなくなる。


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言葉は凶器

2019–05–20 (Mon) 15:05
先頃国会議員が「北方領土を取り返すためには戦争するしかない」と酔っぱらって元島民にしつこく絡んだ事件があった。
辞職勧告も出たようだが所属する党を辞めただけで議員には居座り、逆に「辞めさせるなら知っていることをばらす」と開き直りのような態度を見せている。
これで東大出の元官僚というのだから、如何に今の政治や行政が堕落しているかわかる。

失言で大臣や議員を辞めた政治家は枚挙に暇がない。
しかし、最近は何を言ってももう辞めないで済むので、政治は無法地帯となっている。
そもそも失言というのは公式の場で言ってはいけないことを言ってしまうことで、本人は常日頃思っていることだと考えていいだろう。

人間関係の中でも何かの拍子に言ってはいけない言葉を言ってしまうことがある。
喧嘩してかっとなってとか、酔っ払って判断が出来ずとか理由は色々あるが、一つだけ言えるのはその内容は本人の頭のどこかに必ず存在しているということだ。
もしかしたら普段は理性が働いて顕在意識にはないかもしれないが、潜在意識の中にはある場合も考えられる。

言ってはいけない言葉内容は、普通は常識というセンサーが働くので表面には出ない。
そう思う自分を否定したり恥じたりする場合もあるが、一旦はそんな考えや感情があったことは事実だ。

お酒を飲んだり車を運転すると人間が変わったようになる人がいるが、これもそのパーソナリティーを実は持っていて、何かのトリガーで出て来ただけの話なのだ。
後からいくら後悔しても遅いのだが、その際にはあれは弾みだと思わずに本当は自分はそういう部分を持っているのだと直視するべきだろう。

覆水盆に返らずと言う。
言ってしまった言葉はいくら取り消して謝っても、もし相手が許してくれたとしても、もうすでに自分への見方が変わっている場合が多い。
親子夫婦でさえ一言が突き刺さって関係が変わってしまう場合があるのだから、他人である友人や仲間では失言一つで大事な人間関係を失うことになりかねない。
失言が問題なのではなく失言によって「そんな考え方、感じ方の人」と見方を変えられてしまうのが問題なのだ。

人間が感情のままに思っていることをみんな言ってしまったら、人間関係は成り立たなくなるだろう。
常識というフィルターで発言を選別し人と人との間は円滑にいく。
家族ならある程度人間性は判るのでむき出しの暴言も耐えてくれるかもしれないが、他人ならまずもう元の関係は望めないと思った方がいい。

口から出た言葉は取り消せない。
言霊はエネルギーだから聞いている人間の心に入り込み影響を与える。
言葉一つで地位も名誉も失うのは何も有名人に限ったことではない。
普通の人でも大事な友人や人間関係を失う場合も多々ある。

考え方や価値観は人それぞれなので、戦争をしたいと考えている人間を断罪するわけにはいかない。
しかし、社会で生きていく上で、人を不快にする言葉を慎むのは最低限のルールだろう。
ネット上では狂気のような言葉さえ飛び交う昨今だ。
言葉は凶器になるということを、政治家、市井の人間の別なく肝に銘じておくべきだと思う。



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令和のシンクロ

2019–05–02 (Thu) 17:19
元号が令和に変わり、様々な占い師やスピリチュアリストがどんな時代になるか予想を出している。
概ねいい予測が多いが、そこはお約束だ。
現実的に考えて新天皇の年齢からしても、令和はそう長くはないだろう。
せいぜい20年ぐらいで、多分生前退位を今後は踏襲するのではないだろうか。

平成最期の日に天気予報を覆していきなり雨になった。
特に都内は一時激しい雨になり、令和が始まった昨日も雨模様、今日は東京都心は激しい雷雨があった。

雨は浄化と抑制の意味がある。
私は時代が変わる時に降ったこの雨が、何かを抑え何かを浄化したような気がしている。
元号が変わる前後に体調を崩した人も多かったようだ。
確かに日本の波動は変わるのだから、その影響を受けた人もいただろう。

新天皇は幼少時、徳仁(なるひと)という名前から「なるちゃん」と呼ばれていた。
オックスフォードに留学し英語も堪能のようだが、バイリンガルの雅子皇后との結婚は周りの反対を押し切り成就させた。
しかし、バリバリのキャリア外交官だった彼女が皇室のしきたりに馴染めず、長い間メンタルを病んでしまう。
一人娘の愛子内親王についても様々な憶測があったが、秋篠宮家に男子が生まれたので女性天皇も可とするように皇室典範を変えることはなくなった。
皇室典範を変えようとした小泉首相をすんでのところでやめさせたのは、当時官房長官をやっていた今の安倍総理だ。
この時期秋篠宮夫妻が人工授精で男子を選別し誕生させたのは公然の秘密だ。
大きな力が動いたのは想像に難くない。

一連の経緯を鑑みれば、新天皇は決して順風満帆な皇太子時代ではなかった。
公務をしない雅子妃をかばう発言をした時には、かなりバッシングされたりもした。
妻がいるのに殆ど一人で海外へ公務に出かけるのも、立場的に辛かったのではないか。

温厚でにこやかな面立ちの後ろには、ずっと人間的な苦悩や心労を抱えていたと思う。
そういう意味では平成天皇のような高次の神通力はまだなくても、人の痛みの判る暖かさがあるような気がする。

新天皇が幼少時、母の美智子妃が海外公務で留守にする時に育児の手引きを細かに記したものを残したが、それが「なるちゃん憲法」と呼ばれ、本まで出されている。
奇しくも父の平成天皇が守ろうとしていた日本国憲法は、愛娘の皇位継承を潰した安倍総理の手で今改憲されようとしているのだ。
なんとも因果を感じる話だ。

まして幼少時に自分の名前と「憲法」という言葉で国民に親しまれた新天皇が、その「憲法」の存亡に関わることになろうとは、あまりのシンクロではないだろうか。
この二人が時代が変わる時の当事者になったことに、安倍総理と令和天皇の宿縁を感じてしまう。

令和に変わった5月1日0時のホロスコープを見ると、Tスクエアが重なったり、波乱万丈を予想させる星回りになっている。
やはり破壊再生があるのかもしれないが、悪しきものを破壊し良きものを再生する令和の時代と新天皇に期待したい。


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職業画家でベネチアンマスクを描いています。

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