集団スピリチュアル

2019–04–08 (Mon) 14:38
集団スピリチュアルと言えばカルトや新興宗教を連想する人も多いのではないか。
確かに一番わかりやすい例と言えるだろう。
教祖は強い何かに憑依されて信者を集めるが、大抵は神や高次の存在を名乗る怪しげな魔物だ。
中には魔物系ではなくそれなりに人々を助ける役目を持った存在もいるが、一つの特徴として組織や集団に属している時のみ御利益があるという点だろう。
危ないカルトは信者から金品とエネルギーを巻き上げ最後には教祖もろくな事にはならないが、辛うじて社会で共存共栄していく宗教団体もある。

宗教と名乗らなくてもスピリチュアル世界では教祖のような人が何人もいて、様々な形で組織、団体を作り上げて、弟子を育成したり信者を増やし布教活動?もしているので、私的にはスピリチュアルも宗教も集団になると変わらない部分があると思っている。
やっていることは同じだからだ。

まず「神様がついています」系の霊能者やスピリチュアルリーダーが、占い等でお客を集めそのうちお茶会、勉強会、講座を開く。
ここで終わっていればいいのだが、やがて物品販売やスクール、会社まで作ってしまう。
問題なのは普通の商売やビジネスと違って、営業の手段にスピリチュアルや霊能力を使っているところだ。

スピリチュアルに惹かれて御利益を求めてくる人に霊能者がパワーを入れたグッズを売れば、いいビジネスになるだろう。
このシステムは小さな手作り物販から大きな会社まで、スピ系は全く同じ構図になっており、庶民には庶民相手に売るグッズとセンセイ、富裕層には富裕層を相手にするそれがある。

先日知り合いに、某貴金属を扱う会社の社長のセッションに誘われた。
霊能力があり紹介者には無料でセッションをしてくれるという話だったが、要するにお客を霊視し相応しい自社の貴金属をパワーを入れて販売するというものだった。
確かに写真を見たらカリスマ的なエネルギーを持っていて能力もあるのは見てわかるし、教祖になれる人だろうとは思った。
実際そのやり方で会社も成功させているし、まさしく富裕層相手のスピリチュアル集団を目指しているようだった。

会社をやっていてもスピリチュアルでお客を集め成功させているのだから、ご本人も認めているようにそういう強い力を背後に持っていて、集まる人間はみなそのエネルギーを帯びてしまうのだろう。
知らずに信奉してしまい、お客がまたお客を連れてくるような感じだ。

後ろに有名な神様、アセンデッドマスターが4柱ついているというのを聞いてドン引きしてしまい、富裕層でもないので丁重にお断りした。
知り合いはその宝石を買っていいことがあったようだし、それはそれでいいだろう。
ある意味会社という形でも集団スピリチュアルになっていて、社長や幹部が後ろにそれ系の強力なものを憑けていれば、社員は弟子で信者になりそうなお客にスピを使って営業するという構図になる。

どんなスピリチュアル集団でも属している限りはリーダーの背後にいるものの力で現世利益もあるだろうが、そこを脱退しようとすると厄介だ。
いわばそこを支配するエネルギーが憑いてしまったのだからそれを落とすのも大変だし、下手をしたら引き留めるために集団でサイキックアタックをされることさえある。
実際そんな話を聞いたことはあるし、何より大きなS学会が脱会者に「仏罰が下るぞ」とかつて脅していたのは有名な話だ。

人は群れたがる。
スピの世界でも同じだ。
帰属意識の強い日本人はなおさらだ。
そして力のあるボスが団体を形成する。
しかしスピでも集団に入ると個人の判断はできなくなり、支配するエネルギーに従うしかなくなるということを、スピリチュアルに興味のある人は肝に銘じてほしいと思う。



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メンタルを病むスピリチュアル ・3

2018–12–09 (Sun) 17:25
メンタルを病むことについてスピリチュアル視点から書いてきたが、精神疾患と判定されなくてもいわゆる依存や洗脳という形で現れる場合もある。
「鰯の頭も信心から」「信じる者は救われる」とは信仰をいい方に解釈した諺だが、これは悪い方に振れると洗脳された状態になる。
洗脳は心理学的には説明がついているが、実は新興宗教やカルトでは教祖の後ろに憑いた闇の物の怪が信者達に一種の憑依現象を起こしている場合がある。

依存心が強い人は不安や恐れを持つと何かにすがったり安心したいために、信仰やスピリチュアルに入っていく傾向がある。
特定の占い師や霊能者に困り事を定期的に見てもらうくらいはまだいいが、中には明らかに依存して金品を捧げ毎日の着る服や行動まで占い師にお伺いを立てる異常な事例もある。
億単位のお金をつぎ込んだり生活さえ占い師の言いなりになっていた芸能人もいた。
中には自分の式神のようなものをお客に憑けて意のままに操る悪徳霊能者などもいるから、洗脳なのか憑依なのかわからない場合もあるようだ。

しかし依存し洗脳された人達も普通の生活をして仕事もしていたりすると、鬱のようにメンタルを病んでいることがはっきりわかるわけではない。
何が正常で何が異常なのかの判断はつきかねるし、信仰か洗脳かという見極めも周りに迷惑をかけたり犯罪に抵触しない限りは、洗脳と思えても本人の自由だ。

一番問題なのはカルトでは集団で教祖に洗脳されて非社会的行動をした場合で、オウム真理教などはそれに当たる。
鬱病や統合失調症は普通の社会生活を営めなくなるが、カルトに洗脳されても普通に会社勤めをしていたり家庭を持って生活している人もいるので、洗脳でメンタルを病むとは言えないのかもしれない。
洗脳という憑依が取れた時初めて自分はメンタルをやられていたのだと気が付くが、解けない限りは本人の中では正常なのだ。

カルトとは言わなくても、怪しげな自称スピリチュアルリーダーや自己啓発のカリスマはいる。
講演やイベントではスピ人間が全国から大挙して押し寄せるが、引き寄せられる人は殆ど依存と洗脳の一歩手前でメンタルは危ないような気がする。
人気ミュージシャンに夢中になって追いかけるのと行動様式は一緒だが、音楽を聴くだけなら洗脳されないがスピリチュアルや自己啓発の教祖だと言われたことがそのまま頭に刷り込まれ信者になってしまう。

スピリチュアル教祖は後ろに何らかの強大な背後霊を憑けている。
心に忍び込んだり憑依したり、引き寄せておくためには見えない世界の力が働いている。

スピにはまり追いかけて洗脳されその末に待っているものは、メンタルを病んで社会からドロップアウトした自分かもしれない。


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政治と魔術 ・2

2018–12–02 (Sun) 16:12
時の為政者が霊能者や占い師に傾倒し政策や側近選びにまで影響されたり指示を仰ぐのは、現代でも続いている。
レーガン大統領が夫人の信奉していた占星術師に自分も影響されるようになったのは有名な話だし、日本の初代大統領伊藤博文には高島嘉右衛門という呪術的ブレーンがいた。
誰でも知っている「高島暦」の創始者だ。
日清戦争開戦は、高島の勧めによって伊藤が決断したといわれている。
また、日露戦争直前には、政治家たちが高島のもとを訪れ司令を誰にするか相談したり、最終的には高島の易で、人事が決められていた。

戦後も政財界に影響を与えた有名な霊能者に藤田小女姫という女性がいて、岸信介、福田赳夫、松下幸之助、小佐野賢治などの政財界の大物が顧客としてついていた。
安倍総理の祖父の岸信介も霊能者に頼っていたわけだ。

つい最近お隣の韓国ではパククネ前大統領が逮捕されたが、原因となった友人はその父親が新興宗教の教祖でありシャーマンでパククネの母親の霊を降ろして彼女が大統領になることを予言した。
それですっかり信用した大統領は、その娘である友人にも国家のことを相談してしまったのだろう。
つまり一見仲の良い女同士の友人に見えても、実は霊能者や見えない世界に政治家が依存し政治を動かしていたという構図だったわけだ。

表には出ないが、有名占い師や霊能者には必ず政治家や経済人が客としてついている。
私の知っている陰陽師も代々家系的に平安時代から天皇や公家のお抱えだったから、現在でも一族は一般の人の鑑定はせず特別な人しか見ないそうだ。
そしてそういう陰陽師の存在さえ世に知られず、特別な階級の特別な関係として続いているそうだ。

今でこそ会社コンサルとしてスピリチュアル業界も認められてきたが、そうなる以前も霊能の世界や新興宗教カルトなどは経済政治に深く食い込み国を動かしてきたのは間違いない。
中には平安貴族のように政敵の失脚やライバル会社の失墜を、見えない世界に願う輩もいないとは限らない。
表に出ないだけなのだ。

日本が日清日露戦争に勝ったのも、松下幸之助が経済界のカリスマになったのも、その陰には霊能者の力があったのかもしれない。


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ネットカリスマ

2018–10–19 (Fri) 15:56
最近何気なくFBでスピ系のグループに入ってみたのだが、規模は1000人ぐらいで単にスピリチュアルが好きな人が集うグループだろうと思ったがさにあらず、管理人が教祖のような感じでその教えをグループの人が有難く拝聴している雰囲気だった。
判るにつれて腰が引けてしまったが、FBに限らず今ネット、特にSNSを通してスピリチュアルのコミュニティーは広がっており、中にはカルトとまではいかなくても教祖らしい人と信者が作っているグループもあるようだ。

何でもネットの世界で事足りるのはスピリチュアルも同じで、既存の団体の宣伝勧誘ならわかるが、個人がスピリチュアルコミュニティーを作ってそのうちカルトが出来上がっていくのは想像に難くない。

実際人気のスピリチュアルブロガーは講演会やワークショップやオフ会を開きビジネス込みで賛同者を広げている。
勿論その手法はいいのだが、私が戸惑ったのは金銭が絡まなくても偶像崇拝のようにネットだけで信者が出来ることだ。
今やユーチューバーが名実ともに成功者になれるように、スピリチュル世界もカリスマユーチューバーが出たりネットカルト教祖が生まれたりするかもしれない。

宗教の世界は信仰の自由があり信じる者は救われるのだから、犯罪や社会倫理に抵触しない限りどんな信義でも何を信じても自由だとは思う。
ただ、私が経験したように何気なく入った普通のSNSのグループでも、一歩間違ったら怪しい世界だったことは日常茶飯事だろう。
問題はそれとわからず入って友達も出来るし話も出来ていつの間にか仲間になり、最後には立派なカルト信者になって後戻りが出来なくなってしまうことだ。

SNSならすぐに辞めてしまえばいいと思うだろうが、これがFBなどは案外実名で入っていたり、他でもアカウントがある限り付きまとわれたり相手に追跡されることはよくある。
そうなると生活のツールとして使っていたネットのアカウントを一旦全て抹消しなければならなくなり、これが結構大変になったりする。
まして検索すれば名前が出てくる人間は中々身を隠すことは難しいだろう。

クリック一つでどんな世界にも行けどんな物も手に入るネットの世界だが、スピリチュアルに限らず巨大なブラックホールの側面があり、国家が個人の情報を把握できるのは言うまでもないが個人同士でさえ今やその気になればプライバシーなどなくなることは肝に銘じた方がいいようだ。

特にネットを介してエネルギーは繋がる。
悪しきエネルギーに繋がったら、閲覧だけなどと簡単に思わない方がいいかもしれない。
画面からそれはすでに来ているのだから。


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洗脳政治 2

2018–06–07 (Thu) 19:13
先日仕事仲間と久しぶりに会ってご飯を食べたが、今の洗脳された日本人の典型を見たような気がした。
その人は友人で普通の話をしていたら気が合うし、個人的に付き合っている。
しかし前から政治の話になるとどうして自分で判断できないのだろうと歯痒く思っていたが、今回も話すのさえ無駄な虚脱感を覚えた。
「安倍さんしかいない」「外交はよくやっている」「民主党政権はひどかった」「モリカケの他にもっとやることがある」「日本が攻めらる危険がある」云々・・・。

彼女は政治の事は何も知らないからテレビで断片的に見たのを言っているだけだが、私が突っ込むと何も答えられなかった。
どんな外交をやっているのかというと海外によく行っているからというだけで、どれだけ税金をばら撒いているのか知っているかと聞いたら何も言えない。
民主党政権よりどこがいいのかと聞いても答えられず、年金を使って株価を上げただけで自慢した数字は殆どが算出方法を変えたりごまかし捏造の都合のいい数字だと言ったら「??」。
誰が攻めて来るんだと聞いたら中国や北朝鮮が念頭にあったらしいが、今安倍総理が蚊帳の外なのも知らなかったようだ。

多分日本国民の多くは真実を自分で調べず政府が情報操作をしているマスコミをそのまま信じているのだろう。
高プロ制度も知らなかったし裁量労働制も知らなかったから、それが普通の日本人の平均だ。

ナチスに学べと未だに居座っている口の曲がった大臣が言っていたが、今の安倍政権はナチの手法をそのまま踏襲して国家を掌握していると言っても過言ではない。
情報を操作し国民には危機を煽り政敵はことごとく潰す。
飴と鞭で逆らう勢力は殲滅させ、なびく連中は過分の褒美を与える。
改竄の佐川氏は因果を含め一生面倒を見る保障をしたろうし、検察や裁判官は出世欲が強いヒラメにすげ替える。
官邸が官僚の人事権を握っているからもういくら正義をなそうと頑張っても、左遷されるか痴漢に仕立てられるか事故死か練炭自殺が待っている。

かつて柏崎原発を再稼働しなかった新潟知事が「自分が死んでも自殺ではない」と言っていたが、ある時あっさり自民党に寝返って知事を降りて国会議員になった。
今は愛媛県知事が加計文書で政権に反旗を翻したが、どうやらアンコンされたらしくトーンダウンしてきた。
「殺しのリストに入っている」とまで言っていたようだから、本当に身の危険を感じたのかもしれない。

今やどんな不正や嘘が出てきても政権は平気だろう。
それは違うと居直ればいいしそれが通るようになったのだから。
今までは自民党の自浄作用があったが、自分達も寄らば大樹の陰で犯罪を犯しても大丈夫とさえ思えば居心地良いことこの上ない。
怒るべきはずの国民も自分で考える気力さえなく、芸能とスポーツで毎日憂さを晴らし税金が上がり生活が苦しくなっても悪政のせいだとは結び付かない。
それどころか政府を批判する人間達を叩くようになって、奴隷が奴隷同士で監視するという支配層にとっては最高の状況になりつつある。
日大アメフト事件を執拗にマスコミと国民が叩いたのは全くその構図で愚民のうっ憤晴らしに近いが、もっと巨大な規模で同じことをやっている政権には絶対にその矛先は向けられないのだ。

私は安倍政権はもうどんな問題が出てきても国民も野党も倒せないと思っている。
無論、選挙をやっても世論調査と同じで公正さなど期待できないから政権は続くだろう。
安倍総理を倒すのは彼自身の身体的なトラブルか飼い主のアメリカか、天災人災だと思っている。
三番目は国民にとっても大惨事になるのは覚悟しなければならない。

スピリチュアル的に見れは今の政権も何らかの必然であそこまで続いているのだ。
歴史は正の力と負の力が拮抗して成り立ってきた。
カルトは新興宗教から独裁政権まで同じシステムを持つ。
しかしカルトを滅ぼすのも同じ信者で洗脳から解けた者であったり、あるいは初めから洗脳されていなかった者達だ。

戦前戦中にも命を賭して反政府運動をした人たちがいた。
今の日本はまだ平和でおかしな総理がおかしなことをやっていても、まだまだ他人事として見ていられる。
他人がどうであっても、自分の目で確かめ自分の頭で判断するのが自我を持つ人間だ。
それには自身で情報を収集し正誤を見極める必要がある。

無知は罪だ。

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Author:masquerade
職業画家でベネチアンマスクを描いています。

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