破壊と再生

2020–04–03 (Fri) 17:46
私は結構長く生きて来たが、今のような事態には初めて遭遇した。
疫病が流行り世界が機能不全に陥っている。
今の日本はまだ非常事態宣言は出されていないが、経済界が待ったをかけているだけでもう緊急事態になっている。

これは天然痘やペストのような致死率はなくても、確実に世界を変えてしまっている。
多分鉄砲玉が飛んでこないだけで、国民の生活は戦時下に入っていくだろう。
日本も早晩緊急事態宣言は出されるだろうから、行動も私権も制限される。

感染者数は指数関数的に増えている。
イタリアがようやくグラフの上昇が止まったようなので、日本は遅れること1か月か2か月か。
多分5月の頭ぐらいが山かもしれない。

ただコロナウィルスの怖いところは、それですぐに終息にならないと予想されることだ。
とにかく変異が速いので、もうアメリカの株は最初の武漢の株とは違っているようだ。
ヨーロッパで変異しアメリカで変異して強毒性が強まったり、中には弱毒化したものもあるという。
ただ可能性としては感染力を強め強毒化していく方が多いようだ。

今この時代に生きているのが私たちのの選択だ。
は時代、環境を選んで生まれてくるという。
私達は、100年に一度の疫病の大流行に立ち会うためにここへ来たのだろう。
これからいくつもの預言にあるように、時代の大転換が始まり様々な仕組みが変わっていく。
人々の心も変化を余儀なくされるだろう。

私は数年かかるような気がする。
新型コロナウィルスがひと段落着いた後は、破綻した経済を立て直すのにも時間がかかる。
コロナウィルスで亡くなる人も多いが、それ以上に経済的打撃で自殺や生きていけなくなる人が出ないか心配だ。

世直しともいわれるが、世直しには多大の犠牲と淘汰がある。
違った世界を作るにはまず破壊が必要で、その後に再生が来るのは歴史が証明している。
大戦で多くの人が死に、焼け野原になった日本を立て直すまでには長い時間がかかった。
その時も大きな転換があった。
社会、政治、人の価値観全てが変わり、気が付いたら全く別の社会になっていた。
今回もそんなことになるような気がする。

以前も書いたが、戦争の代わりにこの疫病が来たと思う。
しかし方法は違っても、結果は同じ事になるのではないか。

第三次世界大戦よりましな事は、お互い敵対し殺し合わないで済むことだ。
それどころか国同士が共通の敵に対して協力し合える。
亡くなる人は気の毒だが、それも世直しのための貴重な犠牲でそれぞれのが選んだ道だと思うしかない。

この試練を乗り越えたら新しい世界が待っていることを期待して生き抜こう。


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命の選別

2020–03–30 (Mon) 13:19
4月にやるはずだった個展が延期になった。
もう2週間も前に延期を申し出て来年になったのだが、某モールのギャラリーで大作から小品まで仮面中心に作品入れ替えもある2週間の大きな企画展だった。
2月の初めの段階で無理かもしれないという予感がありギャラリー側に打診したが、まだ危機感の温度差があった。
今月の半ばになってやはり無理かもと申し出たところ、やっと延期をしましょうということになったがその時点でもこちらの希望に沿うという形だった。

日本人の危機意識や切迫感はちょっと前までその程度で、私の周りでは誰一人感じている人はいないようだった。
オリンピックが延期になりあれを境に国が態度を変えたので脳内転換が起こったようだが、ずっと他人事に感じていた人たちはやっとピントが合ったのだろう。

今更政府の対応のひどさを言っても仕方がないが、東京都の基幹病院が重大な院内感染を起こし使い物にならなくなっている。
マスクも防護服もろくにない状態で、というか多分厚労省がオリンピックのせいで徹底しなかったのだから、感染に対しても手薄で医療関係者も同じだったのではないだろうか。
各国のような完全防護服、街の消毒の光景など一切テレビでは見せなかったし実際やっていなかったと思う。
病の実態も国内の感染も隠し矮小化し、情報操作で国民にもそれを刷り込んだ。
風邪程度で大したことがないと思っている国民が殆どだった。

検査をしろと言った者たちをバッシングし、医療崩壊すると封じ込めてきたが、実際検査をしなくても医療崩壊になりつつある。
ちゃんとした対策をしてこなかった政権、厚労省、自治体の責任は重い。
そして何より判断力を失い政治の言いなりになっていた国民自身が自分の首を絞めている。

ヨーロッパ諸国、イタリアやフランス、スペインではもう命の選別さえ行われている。
老人より若者を助けるという判断だ。
イタリアでは人工呼吸器を老人より若者に付けるトリアージが行われているし、フランスでは老人ホームでそのまま亡くなる人や瀕死で発見される老人がいるそうだ。
救急車を要請しても断られるからだ、

これに是非はつけられない。
多分ぎりぎりの局面ではそうするしかないだろう。

それがいま先進国で起こっているのだ。
日本も一か月後にそうならない保証はない。
花見などしていないで、目の前の生きるか死ぬかという局面が来るかもしれないのを国民はもっと自覚すべきだと思う。


古代蓮2





お花畑日本

2020–03–27 (Fri) 16:32
東京都と近隣の県が、不要不急の外出の自粛を言い出した。
オリンピックが延期になって予定通り感染者を増やし、オーバーシュートの危険を指摘している。
海外の様子もニュースにし始め、緊急性を演出している。

何を今更という感じだが、テレビしか見ていない人達はやっと大事なのかもと思い出して、小池都知事の会見の後はスーパーに走り買いだめを始めた。
昨日今日と空っぽになったスーパーの棚の画像が流れている。
なんと今の日本は、自分で判断できない人が多い事か。

どんな政府でも言うことや発表を全て真に受け動くのは、日本人の気質で何ら戦時中と変わらない。
これだけ御しやすい国民もないだろう。
一番脱力するのは、国のトップが良くも悪くもカリスマ性を持った強力な指導者ならわかるが、幼稚でお粗末な頭の持ち主と同類のお友達集団なのに、それに子羊のように文句も言わずに粛々と従っていることだ。

オーバーシュートなどわけのわからない言葉を使っているが、海外ではパンデミック、ブレイクアウト―爆発的感染のことで、もはや一か月前から日本では進行していたと思う。
オリンピックのために調べなかっただけだから、潜在的に広がっており、仮に今東京で無作為に検査をしたら3割ぐらいは陽性かもしれない。
東京は検査希望者のうち検査したのは、何と1,5パーセントだそうだ。
大阪3,5、兵庫1,8、あの封じ込めに成功したと言われる和歌山で35パーセントだ。

発熱が一週間続いても、「検査するなと言われているので」と保健所の電話で言われたとのツイートが流れていた。
命よりもオリンピックだったのが日本だ。

私は1月の段階で情報を収集していたので海外の動向を知るにつれ、日本が世界に背を受けて道化芝居をしているのが情けなかった。
敗戦を転進と言ってガダルカナルに突っ込んで行った大日本帝国と全く変わっていない。
国民は大本営発表で日本は勝っている―日本は感染が少ないと信じていた。

つい最近まで何人か周りの人に大変なことになると言ってもピンとこない人が多かったし、風邪くらいのもので何で大騒ぎするのかという感じだった。
スマホを離せない若者も、自分の関心事以外は全く情弱なのだというのも判った。

今回のコロナウィルスは、それぞれの国の政治の成熟度や、国民の民度の高さをはっきりと色分けしたように思う。
政治家が国民の命を大事にしているかどうかも見えた。

今日も国会で安倍総理が今の時期芸能人と花見に興じている妻について追及されたら、色をなして「何が悪い」と開き直っていた。
そんな総理大臣が動かす国に住んでいることに、やり切れない悲しみを感じる。



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呪われたオリンピック

2020–03–25 (Wed) 15:32
オリンピックが一年延期になったが、これは安倍総理がトランプ大統領に在任中にやりたいと頼み込んだらしい。
テレビのニュースではさも安倍首相の英断のように一年延期を提案し、バッハ会長から100パーセント同意を得たと胸を張っているが、実のところ他国から日本の無責任ぶりを指弾されていた。
挙句カナダ、英国、オーストラリアからは参加拒否という三下り半を突きつけられて、仕方がなく今年の開催を断念したものだ。
そして中止になる前に延期すると早々に宣言して、一年後になったという顛末だ。
(それにしても100パーセントをいつも使うがよほど好きなのか・笑)

コロナウィルスの終息は、1年はかかるとみている関係者も多い。
アメリカは18か月とトランプ大統領が言っていた。
テレビのニュースしか見ない人は海外の様子を知らないだろうが、ヨーロッパ諸国を始めアメリカ、今度はアフリカ、ラテンアメリカも感染者が増えている。
各国の都市は何処も外出禁止令が敷かれ、無人のタイムズスクエアの様子がネットで流れていた。

相変わらず日本は普通の日常だが、これはひとえに風邪ぐらいと思い込まされている日本人の危機感のなさゆえだ。
オリンピックが延期になって東京都知事はいきなり東京封鎖を言い、案の定感染者数を増やし出したので、日本も予定通り緊急事態宣言に向かうだろう。

これから起こる経済でのロックダウンにも、各国に比べればあまりにも的外れな経済政策が取りざたされていて開いた口が塞がらない。
ETF購入枠を二倍にして株価を支えているが、いつまで持つのか。
貯蓄に回るから現金ではなく商品券を配ると言っているが5月末になるとか。
アメリカは2週間でやる。
世界各国が家賃の免除、自営業者への補償、休業中の生活費の補填、その他もろもろ国民が生活していけるように全て国費で賄うという経済対策だ。

日本は商品券で所得制限を設けるから配られるのは低所得者だ。
その層は二か月も待てないし家賃や光熱費に商品券は使えない。
何を考えているのか。
おまけに外食や旅行に助成金を出すという。
外出を控えろ外食を控えろと言いながら、この漫才のようなオチには眩暈がしてくる。
ついでに二階幹事長が旅行業協会会長ときたら、もうお分かりだろう。

海外のコロナ対策に比べたらお笑い種のような実効性のない日本政府の対策だ。
どうして日本人は怒らないのだろうと不思議だが、皆いまだにオリンピックが延期になる事しか関心がないようなので、目の前で人がウィルスで苦しみ死ななければ気が付かないのだと思う。

私はオリンピックは来年も無理のような気がする。
いみじくも麻生大臣が「呪われたオリンピック」と言ったが、その通りだろう。
聖火が日本に到着して点灯しようとしたら消えた。
ブルーインパルスの五輪マークは風で吹き飛んだ。
これが何よりそれを物語る。
止めろということだ。
幾度も躓き邪魔が入りケチがついたのだからこの際中止にすべきなのに、安倍総理のレジェンドと金の亡者のために延期を手放さない。

スピリチュアル的にはこんなにサインの出ている流れなら、完全によせということだ。
やはりコロナウィルスとは人間が覚醒しない限り、亡国の使者なのかもしれない。

一年の延期で「完全な形のオリンピック」など無理だろう。
コロナウィルスは収まっても経済がガタガタになっているはずだ。
オリンピックを手放さない限り、呪いは続くような気がする。



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新型コロナウィルスの意味

2020–03–23 (Mon) 14:41
オリンピックが延期になる。
当然の帰結だと思うが、最後まで予定通り開催を言い続けてきた安倍政権の罪は重い。

習近平の来日のために、新型肺炎の危険があった春節も武漢から人を入れ放題で、その後も来日が中止になるまで中国の渡航者は一部を除いて入国させていた。
来日中止になると、その日のうちに中国からの事実上入国禁止に踏み切ったが時すでに遅しだ。
しかももう一つ、東京オリンピックのために、日本でも拡大している感染者の検査を絞り、感染者数を低く見積もって未だにそれを続けている。

さて、ここにきて頑迷に開催を叫んでいた政権も世界の反対には勝てず延期を受け入れる。
多分聖火リレーの前には延期の発表をすると思うが、その後に隠していた感染者数を一気に出してきて、緊急事態宣言に持ち込むだろう。
そうなればヨーロッパやアメリカと同じ状態に日本もなる。

後手後手、ちぐはぐな政府のコロナ対策で日本の未来は悲観的だ。
まだ感染者が隠されながらもひどくない状況でいきなり全国学校休校で、だんだん増えてきている段階なのに今度は解除宣言だ。
商業施設は自己責任にしたから続々再開しているし、インフルエンザ程度と刷り込みされた日本人はもう危機感も薄れ、それまでの鬱憤を晴らすようにこの三連休は何処もすごい人出だった。
このツケは2週間後に来るだろう。

緊急事態宣言が出される前に、危機管理能力がある人は備蓄を済ませた方がいいだろう。
最低限2週間ぐらい家族が暮らせる食料と日用品、それと現金も降ろしておいた方がいいと思う。

日本人の7~8割は危機感なしで、2~3割が危機意識を持って行動しているようだ。
スピリチュアル業界でもこの割合は当てはまる。
前者は「愛」と「恐れを手放す」が合言葉だ。
しかし中には事態の深刻さを憂慮し、最悪の想定で備蓄や緊急時の構えを呼び掛ける人もいる。

私もこの流行が始まった段階で、世界的に何が起こっているかをリサーチしていたし情報を集めていたので、これは年単位で大変なことになるだろうと思った。
だから、オリンピック延期、非常事態宣言が来るので、備蓄とその先の経済破綻も念頭に置いている。
ただ、いくら不安でも恐怖でも出来るだけのことをしてそれで感染するのなら運命だと腹は括っている。

思うのはこのコロナ禍が既存の世界にもたらすもの、人間に与えるものは、大きな価値観の転換なのではないかということだ。
人間は欲深く今の社会では金と権力、富と名声が人生の目的だ。
それが最高に価値あるものだったから。
しかし、戦時下のようになってしまった無人の街で、いくらお金があっても宝石を身に付けても威張りくさっても誰が相手にしてくれるだろう。
そこに連なるシステムはもう稼働しないのだ。
やがて日本も同じようになる。
今だって社会が機能しなくなればたくさんのお金も無意味だし、権力があってもひれ伏す人間もいない。

もはや、当たり前だった価値観は通用しない。

この新型コロナウィルスのパンデミックは、社会の変革は勿論だが人間にとってもマインドのあり方を書き換えるために用意された必然なのかもしれない。


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Author:masquerade
職業画家でベネチアンマスクを描いています。

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