スピ業界の闇と病み

2021–05–10 (Mon) 11:51
スピリチュアル業界に身を置いていると、いかに暴利を貪るっているのか感じることがある。
霊能者も占い師もいわゆるスピリチュアリストは言った者勝ちだ。
立証もできなければエビデンスもない。
他の商品と違って製造物責任もないし、結果が出なくても責任は負わなくて済む。
自分の能力にプレミアを付けようと思ったら付け放題だ。

医者なら医療ミスで事件になるが、スピリチュアリストは詐欺まがいのことをやっても貢いだ方が悪い。
壺を売るなら別だが、どれだけ法外な鑑定料をとっても詐欺罪で訴えられることはまずない。
そういう意味ではこのビジネスは儲けられると考えている手合いも少なくはないだろう。

同時に真剣にスピリチュアル能力や占いスキルを身に着けたいと思い、養成講座を受けたりスクールのようなものに通う人もいる。
統計学やタロット、占星術などは確かに知識を身に着ける必要はあるが、その講座の金額は大抵は数10万円だ。
中には占い師として多数占いメソッドを会得したいと思う人は、複数の講座なので100万単位になることもあるだろう。
私の知っている統計学の占い師はやはりそれぐらいはかかったと言っていた。
私は習ったことがないのでそれは高すぎると思っている。
国家資格でもないしあくまで「○○修了」など自己申告の世界だからだ。

ただ、それだけお金をかけたから、自分は占い師としてグレードが高いと錯覚するのは怖い。
元々霊能やスピ能力を持っている人間もいればたまたまお金をかけてそれを開いた人間もいるが、結果的に能力差が出るかというと、残念ながらかけた資金とは比例しない。

「先生と言われるほどの馬鹿でなし」という言葉があるが、これは占い師についても同じだ。
先生と呼ばれると選民意識に目覚め、自分は特別な存在だと錯覚するようになる。
そうなると最初は人の役に立ちたいと思って始めた占いも、段々謙虚さをなくし傲慢になって自分の力を過大評価して鑑定料も釣り上げていく。
「これだけ資本を掛けたのだから、能力の対価はそれに見合うものが必要だ」
これは得てして占い師が陥りやすい自己評価の論理だ。

スピ業界は闇が深いと思う。
人助けのためがいつの間にか己の自己実現や名誉欲、野望を満たす場になっていることも多い。
闇が病みになり非業の末路を辿るスピリチュアリストがいるのも現実だ。


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コロナ渦中にあって

2021–04–21 (Wed) 15:41
最近ちょっと忙しい。
一つはYouTubeの動画を見て某スピ系出版社からタロットオンライン講座の依頼があった。
動画を見てタロットを覚えたいという人が結構いるので、私も講座のようなものが出来たらいいと思っていたが、一人で全部をやるのはなかなか難しく動けないでいた。

今回は動画を6本撮るだけであとは全部あちらがやってくれるので楽だし、ウン十万も払って講座を受けに行く人がいるのならもっと手軽な価格で何度も見られる動画の講座ならいいのではないかと思った。
調べたらYouTubeのスピ系動画でそこそこ登録と再生回数のあるYouTuberは、有名な人も含めてそこで講座をやったり本を出したりしている。
本業ではない私も声が掛かって有難いというべきか。
しかし9月に個展を控えているのでどうしても今は無理と判断して、個展が終わってから考えてみたい旨お返事をした。

もう一つは自分の仮面の作品でタロットカードを作ることしたのだ。
大アルカナ22枚だが、印刷会社と今相談をしている。
ずっと以前から作品の絵でカードを作らないのかと何人もの人に言われていたが、なかなか腰が上がらなかった。
しかし今回個展もあり、そのためにも作ってみようと思ったのだ。
仮面の絵から22枚を選んでタロットカードにする。
自分の作ったカードで占うのはなかなか出来る事ではないし、YouTubeで紹介し一部は希望者にも譲ろうと思っている。

新型コロナの変異株でまた緊急事態宣言が出るようだ。
皆不安で先が見えない。
しかしこんな生活でも少しでも楽しく充実した毎日を送りたいのは誰もが同じだ。
私もまずはカードが出来て動画でお披露目し、それで占ったところを見てもらうのが楽しみだ。


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愚かな国日本

2021–04–07 (Wed) 17:47
最近私はどこかのパラレルワールドに迷い込んでいるのかと思う。
新型コロナの変異株が倍々ゲームで増え大阪はそれを実証して日本がどうなるか分かりきっているのに、何もしない政府と何も危機感を持たない国民がそこにいる。

火事が起こっているのにボヤだから大丈夫と言う。
専門家と言われる御用学者に至っても、家が燃え始めたらどうしようかこれから考えようと言っている始末だ。
目の前でぼうぼう燃え出しているのに、呆れて物が言えない。
しかし国民も同じで、オリンピック反対と世論でも過半数が言っているのに、聖火リレーが始まれば観客が殺到している。
オリンピックをやる気満々なのは政府と利権業者だけではなく、国民も同じなのではないかと思ってしまう。

ひどい国になったものだ。
これはもう太平洋戦争に突入していった戦前のメンタリティーそのものだ。
日本国民は当時と何も変わってはいないのだろう。
原爆を落とされて焦土になって初めて気が付く。

新型コロナが手が付けられなくなり経済も破綻しコロナと生活苦で死者が増え、生き延びて後遺症で苦しんでも、上級国民と富裕層は痛くも痒くもないし尚更富むから犠牲者は無辜の一般市民だけだ。

緊急事態宣言が解除され街に繰り出し聖火リレーに集まっている人々を見ると、どうなっても自業自得と思わざるを得ない。
コロナに怯えて暮らすのはうんざりだと大半の国民は思っている。
私ももう息が詰まる。
気持ちはわかる。
しかしこの国は世界に比べてもコロナに対しての考え方が異常だ。

神風が吹いているから日本は大丈夫と思っているのだろう。
生きている間にこんな愚かな日本を見るとは思わなかった。


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玉石混交のYouTube

2021–04–01 (Thu) 15:32
前回とあるユーチューバーのことについて自戒も含めて書いたが、同じ頃対極をなすチャンネルを発見した。
YouTubeをビジネスとしてやっているのは同じなのだが、一見テーマは政府批判でも質も深さも違って、前者が言葉巧みにマルチ商法をするセールスマンだとしたら後者は品質の価値で売っているビジネスマンの違いがある。

まだ若い青年がやっているチャンネルなのだが哲学系を名乗るだけあって、根拠や反証を緻密に組み立て論考しているところは大変興味深い。
特に陰謀論に毒されるネトウヨやビジネス右翼の分析と主張の論破は小気味いいほどだ。

かなりの読書家らしく、読書をウリにしている一方のユーチューバーとは格も中身も違う。
この青年が今後ビジネスで成功しどう変容していくのかはわからないが、今の段階では信ずるに値するような気がしている。

傑作なのは日本の保守系論客のまやかしの歴史観と主張の矛盾点をことごとく実証し、陰謀論に染まるネット住民の心理と背景にある思考様式を解き明かしているところだ。
視聴していてよくぞ言ってくれたと拍手したくなるほどだった。笑

ある程度登録者も再生数もあるので、ネトウヨの多いYouTube界にあってそれに辟易している一部の層が集まっているのだろう。
特に論理的思考が好きな人間には引き付けられるチャンネルだ。
政府批判の視聴者が軽く集い、いつの間にか信者になってツボを買わさてしまうのが前回のチャンネルだとすれば、このチャンネルはガチの反保守反ビジウヨが集まり、思索的に世の中を見たい人の欲求を具現化しているよう見える。

陰謀論関係の動画は思わず膝を打つので、以下にリンクを貼っておく。

https://www.youtube.com/watch?v=EQ7CqcIXs6U
https://www.youtube.com/watch?v=03_5uHgvqzU


黄色い花





闇を抱えたYouTuber

2021–03–24 (Wed) 15:08
最近驚いたことがある。
かなりの衝撃だった
YouTubeに関することなのだが、これはあくまで個人批判ではなく、どちらかというと自分の不明を恥じているという趣旨だ。
物事は見る角度によって全く違った形に見えるということがよく分かったのだ。

ここ一年ほど政治批判発信をしているユーチューバーの動画を時々見ていた。
数人の決まった著述家やジャーナリストと毎日4~5本の動画を上げ続け、政治ネタや時事ネタを発信している。
私もいち早く情報が分かるので時々見ていた。
そのユーチューバーは幼少期から辛い思いをしブラック会社で苦労して成功し会社社長になり、なおかつ重度の鬱病を患いながらも毎日動画を複数アップしている。
毒親と鬱病をいつも語るが、それでも精力的に動画を上げて社会正義のために戦っていると普通の人なら同情しまた称賛するだろう。
私もそんな感想を持ったが、ある時ふと違和感を覚えてしばらく見るのをやめていた。

最近また情報収集のために見るようになったが、昨日ひょんなことから自分の会社の従業員の女性をパワハラで自殺に追いやった事件を知った。
遺族に告訴されて係争中で、その内容に驚き詳しく調べたら私の知っているユーチューバーとは全く別の人間がそこにいた。
双方の言い分は食い違うが、少なくとも自殺に至る過程には事実も含まれていて、それは惨憺たるブラック社長のパワハラの実態だった。

自分に責任がある一人の女性の自殺にも拘わらず、YouTubeで正義感を演出して時には笑いながら毎日動画を上げており、出演者たちも事実を知りながら彼を擁護していた。
最近再び見出した時にやたら寄付をせがむ姿が鼻について随分変わったなと思っていたが、やはり本質はそこだったのだろう。
たまたま反政治をテーマにすればコロナで閉塞した視聴者が集まりビジネスになる。
出演しているお仲間たちにもどんどんお金が回ってくる。
事実この一年で登録者は激増した。
そういうことなのだと思った。
残念だが、反政権を唱える正義漢から、それをウリにYouTubeでビックビジネスを企図するブラック社長へと、私の視界は180度転換してしまった。

その人はその人なりの今生の宿命を生きているのだから、是非はつけられない。
重度の鬱で死にたい死にたいと言っていたが、一人の人間を自殺に追い込んだら仕方のないことだろう。
何となく感じていた違和感の原因はこれだったと思ったが、これまで正体を看破するには至らなかった。

物事は様々な角度から見て、自分が何となく感じる違和感や引っ掛かりは信じた方がいいと改めて身に染みた出来事だった。


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職業画家でベネチアンマスクを描いています。

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