『痛スピ』考

2019–10–22 (Tue) 17:04
『痛スピ』という言葉がある。
スピリチュアル業界で同業者同士で使うこともあるし、単にスピリチュアルに興味のある人にも嘲笑的に使われることもある。

業界人同士で使う場合は「能力もないのに能力者のふりをして金儲けのために偽霊能やスピをしている」という本物を標榜する霊能者が言っている場合が多い。
仕事にしていなくてもスピ系人間を痛スピと呼ぶ場合は、知ったかぶりをしたり格好から入るスピ系人間を揶揄する感じだ。

確かに霊能力と知名度は比例しないし、中には詐欺まがいがいたりマルチ商法があったりするし、霊能が無くてもハウツーを知ればある程度商売をしていける世界だ。
また一見霊能力が凄いと思えても闇と繋がっている場合もあり、不思議な力を見せることはできる。
「悪徳霊能者に除霊と称して莫大なお金を取られた挙句、逆に変なものを憑けられておかしくされた」というのはよくある話で、そういう人が「神仏と繋がった霊能者」に助けを求めることはよくある。

最近直接、間接に「痛スピ」に憤慨している霊能者の話を聞いた。
一人はたまたま電話で話したし、もう一人はYouTubeで大々的に「痛スピ撲滅キャンペーン」をやっている人だ。。
どちらも多分霊能力は高く、特に後者は今売り出し中で神仏の力を借り能力は凄いらしい。

スピ業界は闇が深く魑魅魍魎が跋扈している。
政治と同じで最初は志が高くても金力権力と名声を手に入れると、闇落ちしたり能力を剥奪されることもある。

確かに悪どい霊能者も魔界の使者のような霊能者もいる。
霊能力だけ言ったら何処と繋がっていても凄い人は凄い。
本物偽物というふるいにかければ能力の有無で線引きは出来るが、能力があっても正邪のボーダーは明確ではなく、中には「痛スピ」を糾弾している人も実は「痛スピ」だったりする。

上記の二人の実力は私も疑わないが、共通して言えるのは「自分は本物で正しく悪をやっつける」的な正義感というか義侠心がある所だ。
それ自体はいいことなのだが、真偽、善悪の評価は誰が決めるのか?となったら、公明正大な共通の基準がなく審判員もいないわけだ。
自分が繋がっていたりついていると思われる神仏が、唯一無二の基準でしかない。
霊能の世界の実相など誰も知らないし証明できない限り、簡単にジャッジは出来ないと思う。

常識的に「大金を取られただけでかえって問題が悪化した」というのは悪徳スピで断罪されていい。
しかしそれ以外は力のない霊能者でも金集めのスピでも、ある意味そういうところに引き寄せられる客の方にも課題があり、もしかしたら痛い目に遭って学ばなければならないのかもしれない。

私はどちらがどうと言えないし、スピ業界あるあるだと思って見ている。
ただ一般論として、自分の信念を持つのはいいことだがどの世界でも価値観の多様性はあり、人に害を与えたり犯罪に抵触しない限りは「痛スピ」と排除するのは傲慢なような気がする。
排斥の陰には選民思想があって、どちらが上かという比較でしか物事を見られない。

宇宙でも神仏でも、見えない世界は幅が広い。
自分の基準からは「痛スピ」に見えてもそれぞれの霊的進化の過程だ。
「痛スピ」という言葉は、聞く方も何となく痛く聞こえる。


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オーラが見える

2019–10–20 (Sun) 15:00
台風が来たり落ち着かず、すっかりスピブログならぬ時事ブログになっていたが、今日はスピネタだ。

風邪を引いて高熱がやっと下がった時に、知り合いの視える人にその時のオーラを見てもらった。
この人は普通の人だが、特殊な霊能力を持っていて自分ではあまり制御できないらしいが、病人や生命力、病気などに関しては判るらしい。
オーラも普通の色ではなく独特の見え方で、大体白っぽい色をしていて大きいとか切れているという部分で判断するそうだ。

熱が下がって病み上がりの時にラインのビデオ電話で話して視てもらったのだが、「思ったよりダメージは少なく生命力はあるよ!」と言われて、やはり熱はデトックスだったのかもと思った次第だ。

その時おもしろい話になって、その人も初めて画面を通してオーラを見たようだが、生で見るよりはっきり見えるということになった。
霊体などは肉眼では見えなくてもカメラを通して見るとはっきり見えることがあって、その人も部屋の中で何かいそうだと感じると部屋を暗くして携帯カメラで見るそうだ。
すると、何か影が映ってたりする時があると言っていた。

確かにエネルギーは電気や電磁波などに反応するから、肉眼で見るより捉えやすいのかもしれない。
オーラ写真というのもあるくらいだから、それも理にかなっている。
パソコンやスマホの画面を通じてネガティブなエネルギーが来るというのも、一部スピリチュアルでは認知されている。

その人は人のオーラを見ると健康状態や生命力が分かるそうだが、確かに生命力溢れている人と病人では誰でも受ける感じから何となく違いが分かる。
一部の人はそれをオーラとして可視化して見ることが出来るというわけだ。
そして携帯カメラを通すともっとそれが見やすくなるということが、図らずもその時証明されたようで御本人もびっくりしていた。

すっかり風邪が治ってから違うスピの知り合いに会ったら、「かなりすっきりした感じ」と言われたので、やはり熱を出すのは最大の浄化かもしれない。

私はオーラも見えないし、幽霊も見えない。
自分の問題は感情で曇って殆どわからなくなり、見える知人に有料、無料で視てもらったりする。
多分必要な事はちゃんと色々な方法で上から伝えられているので、それを確認するために人の口から言ってもらうのだろう。

せめてオーラぐらい見たいと思ったこともあるが、そんなことは関係なく然るべきものはちゃんとあるからといつも言われているような気がしている。
取り敢えず高熱が続いた時は「これは毒出しなのか?」と疑いそうになった自分がいたが、確信の持てない時はそれを確かめることをすると安心できる。

スマホカメラで怪しい気配を見る、というのは一度やってみようと思っている。笑



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日本の選民思想

2019–10–17 (Thu) 16:23
前記事で今の日本人の意識についての絶望感を書いたが、呆れたことがもう一つあったので追記の記事にしたい。

台東区がホームレスを避難所から締め出して問題になり、区長はお詫びのコメントを出した。
一件落着かと思われるが、内容は区民に向けられたもので排除された人達に対してはなかった。
多摩川沿いではホームレスの人が、一人台風のせいで死んでいる。
BBCが取り上げたり国際的な反響が大きい。

しかし国民の中にはホームレス排除を正当化する人も多く、ツイッターでは匿名なので今の日本人の意識が読み取れる。
私は興味があって何人か医師や医療関係者をフォローしているが、そうすると芋づる式にリツイートされて他の医療関係者の呟きもラインに乗る。

今回ホームレスを避難所から排除する正当性の根拠をある医師がツイートしていてバズり、それに何人かが補足してホームレス拒否派が勢いづいていた。
「ホームレスは普通の人に比べて結核菌保菌者が多く20パーセントになるので、結核が移ってもいいという人だけホームレスも避難所に入れろというべきだ」という書き方で、論拠となる資料の出典や閲覧の方法まで違う医師が上げている。
前から知っていたが医師にはコアな安倍政権支持者が少なくない。
その上嫌韓思想や歴史修正主義者もいる。

件のツイートをした医師も、日頃からリツイートや「いいね」で思想性は分かっていた。
結局まことしやかに正論を語っているように見えるが、彼らに通底しているのは、選民思想、差別思想だ。
(多分彼も緊急でホームレスが搬送されてきたら、表向きみんなの前では受診拒否はしないだろうが)

金持ちやいわゆる上級国民が、ホームレスや障碍者を差別するのは昔からあった。
もしかしたら今も心にそういう感情を持っている人はいるのかもしれないが、戦後日本国憲法と民主主義教育で人権や自由平等を人道主義として教えられ、日本は差別がない国になったはずだ。
仮に心の底ではそういう気持ちがあっても絶対にいけないことだという倫理観や良心があったのが今までの日本人だが、今国が公然とやる韓国ヘイトや弱者切り捨てを見て、自分の抑制していた差別意識も出していいのだと思う人間が増えたような気がする。
つまりみんなでやれば怖くないという風に。

ホームレスだけでなく、障碍者や病人もそのうち避難所には入れるなと言い出す人がいるだろう。
自分さえ助かればいいという人が増えていき、日本人の倫理感や公徳心は底が抜けてしまう。

結核菌保菌者でも排菌している人は全部ではないし、致死性のサーズやエボラ出血熱とは違う。
目の前で死にそうな人がいたら、誰でも助けるのが人の道ではないのか。
台風が去り避難が長引くなら、その時に方策を考えればいいことだ。

医は仁術というが医は算術を目の当たりにして、日本を牛耳る支配者層と上級国民の意識に脱力している。

来週の天皇即位式のパレードが延期の方向になった。
政府が延期を検討とニュースになっているが、勿論新天皇の強い意向だろう。
台風のさ中ラグビーではしゃぐ安倍総理にそんな頭はないはずだ。
まだしも新天皇がまとな感覚の持ち主であったのが救いだ。



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有事の際に判る事

2019–10–14 (Mon) 15:04
有事の際に人間の本質が判る。
日常の中では仮面をかぶっていても、非常事態では本質が出てしまうということだ。

今回の台風19号でリアルタイムで情報を収集したが、一番感じたのはやはり日本全体の意識が変わりおかしくなっているということだった。
鯛は頭から腐るというが、トップダウンで日本人の民度が下がってきているのをはっきり感じた。

まだ災害が進行中なのに、災害に関してはツイートしていなかった総理大臣が昨日ラグビーで日本が勝った途端、5分後におめでとうのツイートをしたのは予想通り過ぎた。
スポーツの力は災害の助けになるなんて頓珍漢な事を言っているが、まだ遭難している人達がいるのに不謹慎極まりない。
利権屋の幹事長は「まずまずの被害だ」と公言するし、防災担当政務官のタレント上がりはツイッターで「窓からタオルを振ってください」とツイートしていた。

一般市民も同じで、「災害の最中にラグビーではしゃぐのはどうか」というツイートに「ラグビーを楽しんで何が悪い」「隣で葬式を出していてもいちいち悲しむか」などという反発がすごかった。
最終的には自己責任や人の不幸は関係ない的論調が多く、見ているだけで頭がおかしくなりそうだった。
何もラグビーを見るなとは言わないが、その思考回路に慄然としたのだ。

同様に台東区が避難所にホームレスを入れない方針を決めて批判を浴びていた。
批判するまともな感覚の人が多いのが救いだが、行政からしてこうなのだから、「日本人で税金を払わない人間以外助けない」という意識がこの災害で明らかになってきている。
東京都は極右知事が続いて、公園のベンチなどもホームレス排除のために、長い時間座れない、横にはなれないような構造のものを設置している。
なんて非情な行政だろうと思っていたが、有事の際にそれはより顕著になった。

政権批判でテレビを干された反骨芸人が「高い税金を払っているが、それは払えない人のためにも代わりに払っているからだ」とツイートして大きな賛同を得ていたが、この富の分配、強者が弱者を助けるという精神が、もう今の日本では失われている。

どうしてこんな冷たい日本になってしまったのか。
芥川龍之介の「蜘蛛の糸」を知っている人はもはや少ないのだろう。

今回の台風で感じたことは、日本人の意識は二極化が速いスピードで進んでいるということだ。
利己と利他、自愛と慈愛、悲しいかな前者の方が圧倒的に増えているように思う。

私は二階まで水に浸かった家屋の屋根から手を振る人の映像と並行して、ラグビーを見ながら「日本すごい、万歳!」と叫ぶメンタリティーは持ち合わせない。
少なくともまだまだリアルタイムで増える死者や被害者を思えば、ラグビーだけではなく他のスポーツ選手、観客も、それなりの振る舞いで試合に臨むべきではないだろうか。
決して歌舞音曲を慎めとは言わないが、人の痛みに思いを致すのが日本人の美徳だと思っていた。

弱い人が切り捨てられていくような今の日本は間違っている。


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誰が得をするか?

2019–10–13 (Sun) 11:46
台風19号が通過していった。

今回の台風で被災された人達に、お見舞いを申し上げたい。

当地は停電もなく無事だったが、一夜明けてみると洪水や水害が日本各地広範囲にわたっているようだ。
犠牲者もまだ数が増えるだろう。

昨日懸念した伊勢神宮は五十鈴川の氾濫だけで浸水は逃れたようだし、東京もギリギリのところで大きな被害にはならなかった。
まだ首都は守られているということだろうか。

原発関係の情報は一切出てこないので、何があってももう事実は表に出さないようにしているのだろう。
福島も河川の氾濫で1メートル近くも浸水している場所があるが、これ幸いと汚染水も海に流しているのかもしれない。

さて、私は今回の台風は日本をリセットする意味合いが強いのかと思っていたが、どうやら全く反対だったようだ。
この台風は大局的には天の予定調和だと思っているが、一方で実際には人工的な部分があると疑わざるを得ない。
一笑に付す人が大半の中で、様々検証して電磁波やレーダーで誘導している解析写真などを上げている人もいるし、気象兵器は実際にあるのは周知の事実だ。

一番思うのは、何かあると得する人間は誰かということだ。
まずこの台風のどさくさに紛れて政府はこっそり公務員の給料を上げるのと、社会保障を1300億円削るのを決めている。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191011-00000027-kyodonews-soci
https://this.kiji.is/555721962410050657

臨時国会が開かれて関電関係の贈賄が自民党議員に渡ったのを追及されそうになっているが、大きな災害が起これば国民はそれどころではなくなる。
そして何より消費税増税で景気が落ち込んでいるところに災害が来ると、復旧に向けて土建屋やゼネコン、つまり自民党に献金している大企業は儲かり、疲弊した国民は増税に異を唱える気力もなくなる。

東京は無事だったので来週の天皇即位パレードも盛大に行われるだろう。
総理は一切災害や国民の危機には記者会見もしないが、政治利用のために即位式は必要不可欠だから嬉々として露出を増やす。

安倍総理は防災会議に6分間出てその絵をニュースに流させただけで、台風前夜は取り巻きと豪華フレンチを食べ昨日は官邸に引きこもっていた。
ノーベル賞受賞やラグビーにはいち早く反応し、自分のツイッターにも流すのに、災害のことについては一切つぶやいていない。

そして騙し討ちのような火事場泥棒的政策を二本決めている。
台風に気を取られて誰も気が付かない隙にだ。

あまりにもタイミングが良すぎてあまりにも出来すぎではないだろうか。
陰謀論のこじつけだと批判されても、やはり私は疑惑を拭い去れない。
これまでも気象的には安倍政権を利する天気が多すぎる。
彼一人がやったのではなく、政権を存続させたい大きな勢力が背景にあるなら説明がつく。

今日の記事は世迷い事と受け取ってもらっていいが、戦争が駄目なら大災害というのは国の支配の常套手段だ。
そして国民は生かさず殺さずが支配者にとっては理想だ。

台風の被害が続いている時に、この記事が不謹慎と思える人にはお詫びする。


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職業画家でベネチアンマスクを描いています。

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