無知は死を招く

2018–08–08 (Wed) 17:30
台風が関東を直撃しそうだが、福島原発を舐めるように通って行くのに嫌な予感を感じている。
例え何があってもどんな事態になっても国民に真実は知らされないだろうし、まして今の政権ならまともな対応もできないだろう。
もう原発事故は忘れ去られようとしているが、今も福島原発からは毎日放射能が漏れ、タンクに溜められた汚染水は満杯になり、ついに海へ流すらしい。
世界中の海水を汚染するのに地元漁協の許可しか得ないやり方に国の傲慢さを感じるが、アメリカやロシア、中国など原発保有の大国は非難すると身に降りかかって来るので黙殺している。
果てしなく積み上げられたフレコンパックの除染土も日本中の農地に鋤き込む予定らしいから、生活環境も食物もありとあらゆるもので我々は原発事故前の数百倍の放射能汚染に晒されている。

一番恐ろしいのは国民がもう安全だと思っていることと、そう思っていなくても一切放射能汚染の事に触れてはいけない風潮になっていることだ。
ひそかに放射能を避けている人はいて、その証拠に同じ食品でも、特に野菜などは東北産と西日本産は価格が違っている。
私も東北産は避けているが、スーパーのもやし売り場で福島産と他県の物では他県の方が必ずすぐなくなってしまうのがそれを物語っている。
原発事故以来日本人の人口減少は統計でも加速度的になっているし、福島の甲状腺癌の異常増加も国は放射能の影響を否定しなくなった。

西日本豪雨で現地に援助物資を送る時、福島のものは汚染の可能性があるから避けた方がいいのではないかというツイートが炎上した。
見るに堪えない罵詈雑言や非国民扱いの差別罵倒総攻撃で、ここでも日本のヘイト傾向は恐ろしいことになっていた。
「福島の人に土下座しろ」とか「人として許せない」とか、戦時中の不敬罪如くのバッシングに、理性を失って国策にはまっている群集心理を見たような気がする。
何故被害者同士が罵り合わなければならないのか。
一番悪いのは事故を起こした東電と安全神話で原発を推進してきた国なのに、今は誰も東電と国を責めない。

福島の食品は放射能不検出だから安心だと言うが、不検出の限界値を100倍もゆるくしているのだから不検出で当たり前で、流通させるために基準値を事故前の50~100倍に皆引き上げている事実を国民の大半が知らない。
安全だと言い張る人達も都合よく変えられた「不検出」しか根拠はないのだ。

殆どの人は背景を自分で調べていない。
国を信じていれば安全と思っている人も多い。
どう生きていくかはそれぞれの価値観だから食べて応援もいいだろう。
しかし同じ価値観を強要し、異を唱える者を差別排除攻撃するのは間違っている。
これは先のLGBT問題にも通底することで、国民同士が争えばその原因を作った大元の支配層を喜ばすだけだ。

ヨーロッパでは熱波で原発が稼働出来なくなっている。
今夏の異常高温や洪水、台風などで、原発にトラブルや何か事故が起こるのではないかと危惧される。
しかし、福島原発事故以上に今の政権では判った時にはもう取り消しのつかないことになっているだろうから、自分の身は自分で守るしかないだろう。


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LGBTとスピリチュアル

2018–08–02 (Thu) 15:55
先般自民党の極右女性議員がLGBTは生産性が無いと言って炎上したが、これについては生産性で人間を論じるレベルでアウトだ。
自民党の総裁が直々に議員に勧誘したそうだが、その安倍さん自身が子供を持っていない。
また、女性先輩議員の大臣経験者など既婚独身かかわらず子供なしが何人もいるのに、どうやって論理の辻褄を合わせるつもりなのか。
多分親分の歓心を買いたかったのだろうが、その激しい矛盾に失笑を禁じ得ない。
ただ、かつてならマスコミも騒ぎ大問題で議員辞職だが、自民党の幹事長始め極右連中が同じ考えなので大した問題にもなっていないのが今の奴隷日本の現状だ。

LGBTは性的マイノリティーを指すが、彼等についてスピリチュアル的解釈はあまり確たる定説がない。
普通に考えれば転生の過程でスパンが短かったから直前の性の心のまま来てしまったとか、過去生のカルマだとか、あるいは魂が格上なので障碍者と同じで敢えて生き辛い選択をし修行しているとか、特別の役目がある等々だ。
多分どれも当たっていて、ケースバイケースなのかもしれない。

彼等が普通の人間より生きる上において多くの困難を抱えているのは間違いないことで、それを政治の場で差別排除することは言語道断だ。
去年障碍者施設で大量殺人があったが、理由は「障碍者は生きる価値が無い、社会のお荷物だ」という理由だった。
この犯人は安倍晋三総理に心酔していて彼を喜ばせようと犯行前に手紙まで出している。
くだんの女性ヘイト極右議員も似たような論法で、総理の意を汲み「総理が言えないから私が言う」と、どこかで聞いたような理由でぶち上げたのかもしれない。

同性愛は人類の歴史と共にある。
古代ローマギリシャ時代も皇帝が少年を愛人にしていたし、ギリシャの哲学者もバイセクシュアルが多かった。
日本の武将も小姓を戦地に連れて行くのはよくあって、織田信長と森蘭丸は有名だ。

問題はLGBTや障碍者を生産性が無い、社会のお荷物だと言って差別排除する風潮が、今の安倍政権になって段々顕著になってきた事だ。
障害者年金をカットしようとしたり生活保護費用を引き下げたり弱者切り捨てに走っているのは、国民がマイノリティー排除の風潮を否定しなくなったからだ。

全世界でマイノリティーの社会的差別はずっとあった。
日本でも障碍者や精神疾患は座敷牢に入れられた時代がある。
しかし文化水準が上がり社会が成熟して行けば、いかなる人間も人権を持ち弱者を社会が支えていく政治へと転換してきたはずだ。
私が学生時代は自民党政治だったとはいえ学校ではまず人権と人間の自由平等を教えられた。
自民党には「人の命は地球より重い」と言い、それを実践してハイジャックから人命を救助した総理大臣がいた。
因みにそこで助けられた日野原重明という聖路加病院の医師は、後にオウムサリン事件で多くの人たちの治療にあたり助けた人だ。

しかし、今の自民党政治が歴史の先祖返りを目指しているのは、今回のLGBTヘイト発言でも証明された。
そのうち姥捨て山、座敷牢法案でも出て来るのではないか。

障碍者や性的マイノリティーは、普通の人が想像もできないような苦難を負っている。
そんな人達を認めず、差別したり排斥したり「生」そのものを否定するような今の日本に絶望的な闇を感じる。
人権は天からの賦与であり義務と納税の代償ではない。
強い者が弱い者を守るのは動物の群れでさえやっていることではないか。


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災害と日本人

2018–07–26 (Thu) 15:02
今の日本がおかしくなっているのを、今回の西日本豪雨の一連の対応と国民の反応を見て再認識している。
今更言うのもうんざりだが政府の初動の遅れが政権の驕りと総理の総裁選下工作や外遊模索する空白の66時間によるもので、自宅で亡くなった100人近くの生活弱者たちを見殺しにするという人災になった。
しかし一番おかしいと思うのは一部でそれを指摘されても非を認めず嘘を付き通してマスメディアも国民もそれを許し、、一方未曽有の被害と犠牲者が出ているのに報道は極力抑えられ実態さえもう分からないくらいになっていることだ。

被災地の近くでも祭りや祝い事は普通に行われている。
歌舞音曲を慎めとは言わないが、少なくとも普通は配慮ぐらいはすると思うが全く関係ないようだ。
最近は自分に関わらなければいいという意識が日本全体に蔓延しているように思う。
もっと自然や生死というものに日本人は敬虔だったのではないかと思うのだが、今の日本人の行動原理は自分にとって快か不快か、利があるかないか、の基準しかないような気がする。
全て政治のせいにはしないがもはや日本全体がそんなムードになっていて、他人の痛みも共感できないし物事の理や正邪を判断できなくなっているようだ。

折しも今日またオウムの残りの死刑囚が6人一度に死刑執行された。
支持率が下がったので政権はまたぞろ国民の目を逸らそうとしているのだろう。
週末には台風12号が関東から東海を直撃する。
スピ関係者の中には警鐘を鳴らす人もいるが、私もまだ西日本豪雨では終わっていない何かを感じる。
西日本豪雨の後京都祇園祭があったが、花傘巡行が猛暑のため中止になった。
祇園祭は災厄を祓い怨霊を鎮める、山鉾に日本諸国の天変地異や天災を集めて鎮めるという祭りだそうだが、後祭りの花傘巡行が出来なかったのは意味深だ。

この週末は日本各地で花火大会が催される。
前記事で触れたが花火は鎮魂慰霊の行事だ。
しかし今回は多分隅田川を始めいくつかの花火大会は中止を余儀なくされるだろう。
私的にはこれも天の啓示のような気がする。

森羅万象に対しての畏れを、今の日本人は忘れているのではないか。
人間もその一部であり生死は最も敬虔に受け止めるべきものなのに、それに鈍感になり死者を悼む気持ちさえ失くしてしまっては亡者と同じだ。
目の前の金、権力が全てでも、それはあの世へは持っていけない。
命が無ければ金や権力がもたらす快楽を貪ることも出来ないだろう。

お盆も近い。
亡くなった人達が沢山帰って来る。
身近な人は勿論、今回の西日本豪雨、東北大震災、その他の災害、原爆や戦災で亡くなった魂に日本人として恥じないような生き方をしているか、改めて自分に問うてみたい。


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安倍真理教の洗脳

2018–07–07 (Sat) 15:02
今日は政治的内容だが、この記事はあくまで私見である。

昨日一日を見ていて私は日本が確実に狂って来ているのを実感した。
一昨日から西日本では大雨で避難指示が出され災害が予想されていた。
しかし昨日は朝からオウム真理教の麻原教祖を始め幹部7人の死刑が順次執行された。
すでに情報がマスコミに漏らされ、NHKは執行前からカメラを出している。
執行されるのをリアルタイムで特番を組みながら、順番や執行した死刑囚にシールを貼って行く番組まであって、さすがに批判を受けていた。

安倍政権は松本死刑囚の死刑執行をカードとして使うために数か月前から準備しており、最高のタイミングを見計らって切ったようだ。
執行命令書に法務大臣が署名したのはワールドカップで日本が負けてすぐだ。
サッカー、皇室の婚約発表と国民の目が向き、それがなくなる昨日にぶつけたと思うのは私だけではない。
サッカー狂騒曲の最中に高プロ法やカジノ、水道民営化など悪法を通し、安倍総理自身のきな臭い身辺も何もかもが覆い隠せるこの時期を用意周到に狙っていたのだろう。

西日本が大雨で被害が予想される死刑の前日は、安倍総理と上川法務大臣を囲んで取り巻き達が宴会を開き写真まで流布している。
翌日7人の死刑執行が自分達の手でなされようとしているのに、この二人はご満悦の様子でポーズを取っていた。

オウムの死刑は歴代の総理大臣も法相も誰も執行しなかった。
勿論直接判を押すのは法務大臣だが、こんな大物は総理大臣の意向も働く。
それだけ社会的に重い影響があると考えられていたからだ。
それがいっぺんに7人も、しかも事前情報を流してテレビでリアルタイムに国民に知らせている。
戦後日本では7人一度にも、事前に情報を流すことも行われたことはない。

私は安倍総理は人格障害のサイコパス的人間だと思っているので、彼は痛痒を感じるどころか「歴代総理が誰一人出来なかったことをやった」という全能感に酔いしれているような気がする。
今日午前大雨の被害が甚大だと知って急いで「人命第一に」などと会見していたが、彼の顔は見るに堪えなかった。

一番怖いのは安倍真理教というカルトに周りの人間が権力と金という現世利益で入信し、その教義に国民が洗脳された結果集合意識となって国全体が狂い始めていることだ。
おかしいことをおかしいと思わない人間が増えている。

死刑について私は是非を言うつもりはないが、安倍政権が政権維持の道具にしたことには激しい憤りを覚える。
そしてそれを選挙開票のような扱いで報じたマスコミと、一連の流れをおかしいとも何とも思っていない国民にはうすら寒さを感じる。
多分これで支持率はまた上がるだろう。

これまでの自民党でも厳格に守っていた倫理観やしてはいけないことをことごとく安倍政権は破壊した。
かつての民主党政権が災害のさなか死刑執行の前日に宴会という同じ事をやっていたら、マスコミも国民も叩きまくっただろう。

隣の韓国では文大統領が残業を週12時間に制限する労働法の改正を行った。
かたや安倍総理は残業無制限の高プロ制度を強行採決で通した。
その政権を存続させているのは国民だ。

日本人は緩慢な自殺をしたいとしか思えない。

以下の画像は死刑前日の安倍総理と法相と取り巻きの面々。


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拉致問題の政治利用

2018–06–15 (Fri) 11:58
米朝会談が成功し我が国の総理は北朝鮮非核化へ数十兆円の血税を差し出す代わりに、トランプさんに拉致の事を言及してもらったようだ。
トランプさんが「安倍の個人的な問題」と事前に言っているから、拉致問題は今や窮地に立っている安倍総理の一発逆転を狙う最後の手札だ。
自分が困ると拉致問題を何度も取り上げてきたが、全く北朝鮮には相手にされなかった。

いきなり拉致され人生を変えられたご本人と家族は本当に塗炭の苦しみだったと思う。
しかし何十年も経っていて小泉政権の時に数人帰ってきたが、その後また年月が過ぎ横田めぐみさんなどは40年も経っている。
批判を恐れずに言えば、拉致問題については一番大事な年月というものが全く欠落しているように思う。
拉致であれ大震災であれ戦争であれ、不可抗力で人生を変えられる人は後を絶たない。
拉致という国家の犯罪だから返せと問題になるが、それがまだ数年の事なら話も分かるが何十年も経ってその間本人達にももう別の人生、生活、歴史が出来てしまったのに、未だに物のように取り返すとか連れ戻すとか少し違うような気がする。

小泉政権の時に戻ってきた数人も収容所で強制労働させられていたわけではなく、家庭を持ち北朝鮮でも自分の生活があった。
違う拉致被害者は日本に帰る気が無いと言って母親が会いに行くというケースもあった。

拉致されたとはいえ日本で暮らしたより長い時間を北朝鮮で過ごしていれば、いくら親兄弟が帰って来いと言っても逆に「取り戻す」というのは物と同じ扱いで本人の意志も何も入っていないのではないか。
それを未だに「北朝鮮に乗り込んで連れ帰って来る」という感覚で考えている安倍総理は完全に政治利用でしかない。

残された家族も残酷な言い方だが、拉致された本人は数十年を経て自分の家族を作り違う人生を持っているのだから、取り返すという意識は長い年月の後では現実的ではない。
出来ることは生存確認と本人の意思の確認と家族の再会だろうが、狡猾な北朝鮮ならそのカードがあったらとっくに高く売りつけていたと思う。

もう一つスピリチュアル的に考えるなら、やはり形はどうであれ北朝鮮で生活するようになったのはそういう縁と魂の選択ではないだろうか。
拉致という形になったが海外に移住したり震災でも故郷を捨て違う地で新しい人生を始めざるを得ない人もいる。
それはすべからくそういうブループリントを持って生まれてきたからかもしれない。

自分の人生は選んでいるようでも選べないことがある。
不本意ながらも変わってしまった人生でもそれもまた人生で、周りが昔の時点に戻そうとしても無理な話だ。
大事なのは今現在とこれからだろう。
拉致問題に関しても何十年も前から変わらない「返せ」のスタンスはもう違うと思う。
政治がしなければならないのは状況に合った対応で、残された家族も仮に生きていてももう彼の地で違う人生を持っている別人で、当時の子供や兄弟ではないという認識を持つ必要があるのではないか。

国民も被害者家族も、拉致問題を政権維持の道具にしか考えていない総理に利用され続けるのはおしまいにした方がよい。




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Author:masquerade
職業画家でベネチアンマスクを描いています。

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