「女」という武器

2018–04–25 (Wed) 17:15
政治の世界が腐敗臭漂うほどの惨状になっている。
セクハラ次官は結局依願退職で退職金も満額出るようだが、それを庇い続けあるいは擁護している大臣始め政権与党の人間を見ていると、根底に未だ男尊女卑の文化があるのを思わずにはいられない。

いわゆる安倍政権やネトウヨ、極右勢力はセクハラという社会に認知されている行為自体を否定しているようだ。
彼等の言う「はめられた」「ハニートラップ」というすり替えは、「女」をビジネスの中で使って行くことを肯定している土台に成り立つ。

売春は人類最古の職業だと言われる。
太古の昔から女性の性は商品になっていた。
その原始的な人間社会の生理を排して男女を完全に同等な個として見なすところに近代文化が成立したと思うのだが、男の本能を捨てきれないどころか否定せず開き直っているのが今の政権だと思う。

私の若い頃はセクハラなど今ほど認知されていなかったから、今から思えば立派なセクハラ行為に合ったこともある。
当時は仕方がないと思っていた。
こんないやらしい男もいると思うしかなかった。
現在でも私の所属する美術団体は、懇親会の二次会では理事長の周りに必ず若い綺麗どころの女性作家を座らせる。
喜び組と陰で言われていたりするが事務局の家臣が気を利かせてめぼしい娘をリサーチし、自分達もちゃっかり余禄に与かっていたりする。
彼女達は覚えめでたく出世していくが、そこには会全体の暗黙の了解のようなものがあって、眉を顰める者達がいても表立っては誰も批判しない。

そんな雰囲気は絵の世界でも広く横行していて私はそれに非常に抵抗を感じていたので、若い頃から酒も注ぎに行かない色気のない女に見られていたろう。
うふふと笑えば鼻の下を伸ばす男は本当に単純で馬鹿だと思っていた。
減るものではないからにっこり笑っていたら、10年早くこの立ち位置に来られたかもしれないと今なら思うが節は曲げられない。
「絵の世界で女がのし上がろうと思ったら金か女を使うしかない」と言った有名な女性作家がいる。

女を武器に出世していく女性は何処の社会でもいる。
今回のセクハラ事件もそんな女にはめられたとでも言いたいのだろう。
そしてそういう社会風土が今の日本の現状なのだ。

私は野心のために女を使うのを否定しているしそういう女性とは絶対に相容れないと思っていたが、今回のセクハラ事件でもっと深い社会の病理のようなものを感じてしまった。
つまり枕営業をする女性達もそういう社会だからと刷り込まれているわけだ。
需要があるから供給がある、郷に入れば郷に従え。
これは社会がその部分を否定しないで成り立っているから、女を使うのも仕事のうちだと思い込んでいる女性達も出てくるということだろう。
実は彼女たちの責任ではなく男女の歪んだ上下関係に拠って立つ日本社会が、そういう女性達を生み出してしまったのかもしれない。

今回勇気をもって告発した女性記者は、男性社会の不条理に潰されないでほしいと心から願う。


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コメント

おはようございます

「女の武器」を使う女は簡単に裏切りますね。
金の切れ目が縁の切れ目か、
さらに金になる方を選ぶのか。

最近は政治の世界でも、セクハラ問題が大きく問われていますね。
モリカケといい、日本人の民度の低さの表れかも、と思っています。

Re: タイトルなし

コメントありがとうございます。

今の政治は堕落していますね。
最早日本人全体がそうだという事でしょう。

女を武器にするのは種族保存のためのメスの本能が潜在意識にあるような気がします。
野心のためにやっているつもりでも、メスの本能を色濃く持った悲しい女性達かもしれませんよ。
そういう女性は自分が生き残るために裏切りも平気なわけです。
動物ってほら、最高のエゴイストでしょう?笑


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職業画家でベネチアンマスクを描いています。

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