血で血を洗う業

2017–12–12 (Tue) 15:10
大相撲の暴行事件に続き大相撲発祥に関わりのある富岡八幡宮で、何とも凄惨な殺人事件が起こった。
骨肉相食む殺戮は歴史上も多々あるが、今回も金と跡目を争って弟が姉に日本刀で切り付けるという血生臭いものだった。
舞台が神社で宮司の座を争ってということだから、八百万の神もさぞかし嘆いていることだろう。
大相撲の不祥事に重なるように由来の神社での殺人事件となったので、相撲の因縁祟りと考える向きもあるようだ。

何でもスピリチュアルに結び付けるのはよくないが、背景を調べるとまず人間臭い欲と野望と妬み恨みが底流にあり動機もそこだ。
一族や先祖の因縁というのは神社仏閣という舞台においても帳消しになることはなく、昔から神や仏に仕える者も闇を抱えていてしばしばその陥穽に落ちていくのは有名な寺社でも例外ではない。
宗教法人は無税なので「坊主丸儲け」という言葉もあるくらいで、大きな寺院や神宮の僧侶、宮司は羽振りも良く高級車に乗っているという話はよく聞く。
全国の神社を統括する神社本庁は政権に食い込んで改憲を画策している日本会議と重なっているし、かなり専制的な組織らしい。

くだんの富岡八幡宮は女性を宮司にするかという点でも物議をかもしていた。
神社本庁は女性宮司を認めておらず同じトラブルは八幡宮の総本山宇佐八幡宮でも以前起こっている。
富岡八幡宮では先代の兄が境内で自殺しているという話もあり、どうも障りのある家系だというのはスピ人間でなくても察しはつく。
相撲は女人禁制だが宮司というのも女性を認めていないようで、宇佐八幡宮の女性宮司も神社本庁から認定されずその地位を追われた。
富岡八幡宮も殺された姉の女性宮司は神社本庁からの離脱を決めたそうだが、妙なシンクロを感じるのは私だけだろうか。

八幡宮は八百万の神を祀るが、源氏由来の神社でもある。
源氏は父子兄弟が血で血を洗う一族だった。
父子、兄弟の争いは凄まじく歴史上でも有名である。
くだんの殺人事件も犯人の弟は父子相克もあり姉弟相克もあって、遺書で「死んでもこの世に残り怨霊になって祟る」という言葉を残している。
源氏の業を神に仕え浄化するどころか反対に受けてしまったのだろうか。
因縁の深い家に生まれるのは因業を積むためではなく軽減するために来ている筈なのだが、この姉弟の魂はキャパを超えた深い闇を引き受けてしまったのかもしれない。

全国で一番多いと言われる八幡宮だが、それぞれの神社には神様がいて人間の俗的な思惑とは関係なくその土地を守っている筈だから、どんな曰くがあろうとどんな神職がいようと神様は神様だと思う。
大切なのは神を信じ神を畏敬し祈りを忘れないことだろう。


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コメント

こんにちは

ショッキングな事件でしたね。
まれに親子・兄弟仲が悪い家の話を聞きますが、
ここまで来るのか、という想いです。

また、神社本庁が女性宮司を認めないなんて、おかしいですよね。
有名神社は天下り先?にもってこいなので、
神社本庁は女性宮司を拒むという記事を読んだように思うのですが。。。
今まで潜んでいた闇が表面化したみたいで、
何とも後味の悪い話です。

私は八幡宮には行かないのですが、
確かに源氏は親子兄弟であっても、あっさり切る家でしたよね。

Re: タイトルなし

コメントありがとうございます。

今回の事件は色々な物理的、スピ的要素が重なり合って起きた事件だと思います。
近親憎悪というのは他人よりも凄まじいもので、表面には出なくても家族間の確執は他人同士よりも根が深いかもしれません。
この事件は因縁話で片づけるにはあまりにも根が深く、神社というバックグラウンドで様々な問題を持ち越して来たのかもしれませんね。

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