奇妙な子供

2015–08–29 (Sat) 15:08
私は小さい頃から変わった子供だったと思う。
人の気持ちが分かったり、状況が判断出来たりと妙に大人びた子供で周りの大人は扱いにくかったことだろう。

本を読むのと絵を描くのが大好きで、中学の時には一日一冊のペースで文庫本を読んだりしていたが、大抵は海外文学、それもヨーロッパの18~19世紀のもので、純文学からゴシック小説、怪しげな頽廃小説まで濫読していた。
魔女や黒魔術などオカルトものにも興味があったし、哲学書的なものまで解りもしないのに読んでいた記憶がある。
今思えば、その頃にいくつかの前世があり、きっと懐かしさを感じていたのかもしれない。

そんな背景から、知識はあるし理屈はこねるし何でも俯瞰状態なので、親や周りも奇特な子と思っていたようで、私自身も現実世界には馴染めない何かを感じていた。
しかし悪いことをするわけではないし表向きは優等生なので、教師も親も何も言えなかったようだ。

母親が中学の時に私のいない部屋に入って読んでいる本を探り、後からあんな本を読んではいけないと言ったが、勝手に部屋に入ったこと、子供の内面に干渉しようとしたことに私はいたく腹を立て、以来母親が反対するようなものは隠してしまうようになった。
つまり母親の行動様式や考えていることは全て分かってしまい、面倒なので求めるような言動を取るようになったが、結局それは大人になってからもずっと続くことになる。

その場で親を見ただけで何を考えているのか分かるので、自分の意志との葛藤で結構辛かった。
展開が読めて結果も予想出来るという感じだが、それをしたくない時はいらぬ苦悩を背負うことになる。
本で仕入れた膨大な社会経験?がかなり役に立ったのもあるが、半分子供なので自分の欲との鬩ぎ合いだった。

漠然と自分は人とは何か違っているという感覚は早い頃からあって、学級の中でも一人だけ浮き上がっていうような気がしたり疎外感があった。
言うならば結界のようなものが周りにあるという感じだろうか。
私の存在はみんな充分に意識しているのだが、誰もその結界の中に入ってこない。
しかし孤立しているわけではなく、何故かクラスの中ではいつも勉強や色々なことを聞かれ教えてたように思う。

まあしかし、一部の人間の気持ちを見抜けるだけだったので、人間関係で失敗したり恋愛で悩んだこともあり、概ね人並みの生活を送れてはいた。

物心付いた頃から神様はいると思って何かあったら神様にお願いしたり助けを求めたりしていたので、目に見えない世界のことは本能的に理解していたと思われる。
中学校の頃毎夜窓を開け星空を見上げては帰りたいとか迎えに来てくれないだろうかとか思っていたし、実際天体望遠鏡を買って貰い星を観察していたこともあった。
数十年経って、その謎が解けることになるとは。
冬の大きな青白い星シリウスをよく見ていたが、かつてそこから来ましたよと夢のような話をされて、その可能性はあるかもと思っている今の自分がいる。

私にとってスピリチュアル世界を知ることは、自分の存在を根底から覆すことだった。


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