家族神話の疑問

2017–05–10 (Wed) 14:40
最近は結婚せず生涯独身を通す人の割合が上がっている。
男性の4人に1人は50代でも独身だという記事を最近も読んだ。
離婚率も上がっているが、それでも結婚をして子供を持つというのは社会生活では自然な流れだろう。
男女が種の保存のために生物の本能として子孫を作るのは、人間も動物である以上当たり前のことだ。
家族というのは生物学的にも社会学的にも人類の最低限の一単位であることは間違いない。

夫婦、親子をスピ的観点から考えた場合、大抵ソウルグループやソウルメイトで何度も転生の中で関係は変わっても一緒になっている。
縁が深いということだが、中には因縁があってそのカルマ解消のために親子や夫婦になるケースもあるし、必ず過去生で良縁や助け合っていたとは限らない。
「骨肉相食む」「血で血を洗う」という言葉は歴史上に残る事例を見ても、兄弟殺し、父子相克など近親憎悪がいかに凄まじいものだったかを表している。

親子や夫婦で憎み合うのは殆どが過去生の因果やカルマであり今生のうちにそれをうまく解消できればいいが、魂はその試練のために生まれたつもりでもなかなか現実はうまくは行かない。
占いやセラピーでも相談の内容は家族関係が少なくない。
家族は仲が良い、家族が大切という社会通念があるため、逆に仲の良くない家族や家庭崩壊は社会的にも人間的にも失格と自分を責める要因にもなりかねない。

しかし、スピ的に考えると家族は目的があって家族になっているわけだから、霊的進化のために一番身近な魂の学習の場でもある。
何も問題がなくいわゆる理想的な仲の良い家族は今世では全員がご褒美のような愛を受け取っているのかもしれないが、そんな例はそうそうないのではないか。
家族は仲良くても外部的な災難が降りかかる場合もある。
家族というソウルグループが一単位として同じ課題に取り組むケースもあるし、家族の中でそれぞれがお互いとの関わりの中でカルマを解消していくケースもある。

ややもすると家族神話のような家族至上主義が社会のあるべき姿と思われがちだが、スピリチュアル的には家族こそそこに学ぶべき問題があっても必然だと思われる。
DVの夫婦や犬猿の兄弟姉妹、虐待の親子など表に出ないだけで相当数が家族として存在しているだろう。

ただ、そういう家族に生まれても、あるいはその家族との関係が続かなくなっても、それは生まれて来る時に魂の修行としてその環境を選んできているわけで必ず理由があるのだと思った方がいい。
うまく行かない夫婦や親子関係で自分を責めるより、例えば相手との過去生の関わりやスピ的背景で理由が分かれば諦めや納得ができて気持ちの整理がつくこともある。

上手く維持するのが課題の場合もあるし、上手く離れるのが課題の場合もある。
要はどんな結果になろうとも、そこから何を学びどう成長できるかだろう。

どこでどんな家族に生まれるかは自分の魂が決めてきた宿命だ。
しかしどう生きていくのかは自分の選択であり、その中で今生の課題をクリアしていくことが大切なのだと思う。


kitten_in_a_bskt_0605.jpg




« 嘘の帳尻 | HOME |  色情因縁 »

コメント

おはようございます

ピアニストの辻井伸行さんや書道家の金澤翔子さんは、両親特に母親を選んで生まれてきているのでしょうね。

私は両親や妹との関係が良好だそうですが、血が繋がっていると言うだけで、彼らを自分とは違う全く別の人間だと思います。

同僚で、一歩間違えると、殺人事件になりそうな親子がいました。親を反面教師にして、早く良い家庭を持ちたいと自立したようです。

Re: タイトルなし

コメントありがとうございます。

親子関係は究極の学びですよね。
霊的な経験や霊格の違う魂が一緒になることもあり、親子だから、血が繋がっているからとの現生の関係では測れない部分があります。

小督さんのスタンスはとても懸命だと思います。
そこが分からず躓く親子は多いですね。

コメントの投稿

 
管理者にだけ表示

トラックバック

トラックバックURL

http://leomasquerade.jp/tb.php/282-06d5f505

⇒ この記事に対してトラックバックを送信する(FC2ブログユーザー)

 | HOME | 

プロフィール

masquerade

Author:masquerade
職業画家でベネチアンマスクを描いています。

PR

カレンダー

07 | 2018/08 | 09
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31 -

最新記事

カテゴリ

人気記事ランキング

月別アーカイブ

タグ

メール送信

リンク

フリーエリア

QRコード

QR

PR