前世の不思議

2015–08–12 (Wed) 17:32
誰でも一度は前世という言葉を聞いたことがあるだろう。
過去世とも言うが人間は過去から未来へ、何度も輪廻転生を繰り返している。

大抵は生まれた時点でその過去世の記憶を消して来るが、まれには断片的に残っていたり子供の時分はまだ完全に消去出来ていなかったりする。
一番分かりやすいのは、どこか旅行へ行った先でこの風景は見覚えがあるとか、日常でも何かの場面で一瞬前にも同じ事があったなど感じるのが、いわゆるデジャブ(既視感)である。

もっと言うなら、どこかの国が好きだったり、歴史を学んでいるとどこかの時代に異様に関心を持ったりも、前世がそこに関係あったからかもしれない。
スピリチュアル感覚の開いている人はその場所に行くと過去世の自分を思い出すという。
そこまでは無理にしても、自分の過去世がどこにいたかを探るなら気にかかる国や場所、どんな人間だったかを知りたいなら性格や気質、どんなことをやっていたのかなら趣味や才能を検証してみるといい。
単なる興味だけではなく、理解しがたい恐怖や嗜好などで悩んでいるなら、前世療法やヒプノセラピーという過去世を知って悩みにアプローチする方法もある。

ただ、転生とはそう単純なことでもなく、カルマを解消するために全く正反対の人間や環境に生まれることもあるようだ。
因果応報という言葉があるが、殺したら殺される方に、苦しみを与えたら苦しめられる方に生まれて帳尻を合わせたりする。

スピリチュアルの世界ではソウルグループという分類があって、時空を超えて魂が幾つかのグループに分かれており同じグループだと親近感を覚えたり現生でも仲良くなる傾向があるようだ。
人間関係の中で気が合うとか友達になるなどは、かつて同じグループだったのかもしれない。

それとは別に一目見ただけでも生理的に嫌だとか、敵意さえ持つような相手は前世に理由があるようだ。
骨肉相食む、血で血を洗うというような、親子、兄弟、肉親同士の争いは、大抵前世の仇敵同士の場合が多い。

カルマの浄化で生まれてきたのかもしれないが、源氏と平氏で親子や兄弟に生まれたら悲劇だろう。
近親憎悪の果ての殺人事件などを見ると、過去から持ち越したおどろおどろしい因果を感じてしまう。

星の数ほど人間はいるが、一人が一生で知り合う人間の数は限られている。
宿命は変えられないが運命は変えられるという。
生まれた家や親兄弟は宿命であり、生きていく過程の出来事は運命である。

変えられない肉親は前世や過去世で深い縁を持っている者同士であり、人生の中で出会う人達も必ず何かしら幾度の輪廻転生の中ですれ違った人達と考えられる。
肉親は一生肉親だが、他人は自分の意志で関係を変えられる。
しかしいい人も悪い人も知り合う以上はなにがしかの縁はあったと思うべきだろう。

袖振り合うも多生の縁とはそういうことなのだ。

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