ボーダレスのスピ世界

2016–09–23 (Fri) 18:24
先日ある人に輪廻転生があるのなら人間の人口の変化はどう説明するのかと聞かれた。
目に見えない世界や幽霊は否定しない人でも前世や転生の話になると殆ど信じない。

普通に考えれば一つの魂が何度も転生するならその数は変わらない筈だという単純計算をするようだ。
魂の出自と時期、転生の回数、人間以外になったり上がったり下がったり色々なパターンがあるようだし確実な統一見解もないということを言ったが、多分全く信じていないだろう。

スピリチュアル世界の諸々はその人が必要な時に知ればいいと思うし、疑っている人に強要するものではない。
実際今のスピ業界は有象無象が跋扈して虚々実々の世界だ。
一歩間違えれば救いを求めて行ったのに救われるどころかセラピストに貢いでいるだけになったり、下手をしたらかえって怪しげなものが憑いてしまう場合もある。

人を助けたい、これが使命だと志を持っているライトワーカーもいれば、スピ業界をビジネスとして捉えている商売人もいて、提供している能力を商品と捉えるか賦与と捉えるかでスタンスも変わる。

最近は普通の資格と同じでスピ系スクールや講習でスピリチュアルスキルを身に付けようと思う人が多い。
占星術や算命系の占いなら体系的な基盤があるので学んで知識を得れば誰でも占いは可能だろうが、霊能、リーディング、チャネリングなどは、ある程度やり方を習っても本人の知覚がどの程度のものかは機械的に測れないのではないかと思う。

それどころか生きている人間もそうでないものも高次のものから低次のものまで玉石混交状態なので、興味本位で飛び込んだりビジネスチャンスと考えたりするとどんな陥穽が待っているかわからない。

最近あるスキルを講座に通って習っている友人と会ったが、道具を使うものでかなり効果が実感出来やり方も習得したようで、今後上級講座に進むか迷っているという話を聞いた。
見込みのある生徒がそこまで進み師匠という人から秘儀的なメソッドを伝授されるそうだが、これまでも数十万単位のお金がかかったので迷っているような感じだった。

私は「師匠」「先生「伝授」」という言葉を使うスピリチュアリストは信頼できない。
「先生と呼ばれるほどの馬鹿はなし」という川柳があるが、三つの言葉には金銭と上下関係がもれなく付いてくる。
これはスピ業界に限らず才能の世界は同じだが、その言葉が好きな人間は権力志向で選良意識がある。
だから私は本職の方でもその言葉は言うのも言われるのも嫌だ。

その友人は私が「師匠」という言葉に違和感を覚えているのを知って、自分が引っかかっていたものの輪郭が見えたようだった。
スピリチュアルの仕事をしたい人も知ってみたい人も何でも鵜呑みにせずに比較検討して自分が信じられるものを選ぶ知恵が必要だろう。

スピ業界はもしかしたら無間地獄や百鬼夜行のゾーンがあるのかもしれないのだから。笑




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