隠蔽と露顕

2016–06–23 (Thu) 17:17
2016年は隠されていたものが次々表に出てくる年だとスピリチュアル界でも占星術でも言われていたが、前半を終わってみてまさしくその様相を呈している。

パナマ文書やオリンピックの裏金、原発事故のメルトダウン隠蔽など枚挙に暇がない。
特に福島原発の5年間の実態は嘘に嘘を重ねていた。
放射能や被曝の数値の改竄は当たり前で、それで無理になるとモニタリングポストを故障だと言ったり撤去したり基準値や検出限界を変えることなど常套手段だったようだ。

事故当時鼻薬をかがされた御用学者がメルトダウンという言葉を使わず原発は大丈夫だと国民を洗脳していたが、実は東電も政府も官僚もメルトダウンで夥しい放射能が飛散してしまったことを知っていた。
しかし真実を国民に知らせたらパニックが起こり国内が混乱して国の存亡にかかわる事を恐れて、官僚も政府も隠蔽することにしたのだろう。

今でも私は事故直後「致死量の放射能を放出してしまいました。」と東電の幹部が泣きながら言ったテレビの場面を覚えているが、悲しいかな知らない方が幸せなこともこの世にはあり、多くの国民は大丈夫と信じ今ではもう原発事故は過去のことで放射能も関係ないと思っているようだ。
事実を知ったばかりに残りの人生を恐怖と心配で過ごすか、知らずに安心して過ごすか、仮に放射能のせいで同じく寿命が縮まったとしても後者の方が幸せだろう。

私は昔から自分が知ったり感じたりしたことは人も同じく知っているのだろうと思って話をすると、会話に齟齬を来たし自分がおかしいのかと戸惑うことがままあった。

原発事故当初もあの壮大な国ぐるみの詐欺や芝居を何でみんな気が付かないんだと思っていたが、額面通り受け取っている人の方が多く無理が通れば道理が引っ込むのが世の常なのだと絶望したものだ。
今でも福島で子供の甲状腺癌が100人以上になってチェルノブイリと同じ道を辿っているが、未だに放射能の因果関係を認めていない。
そう言っている医師は絶対に知っているはずなのに、どういう心境でシラを切れるのか私には理解できない。

放射能のことを書くと、風評被害だ、福島は安全だと必ず抗議が来るが、何を信じるかは個人の自由でそれ以上でもそれ以下でもない。

しかしどんな不条理でもどんな不正でもまかり通り歴史は作られてきたわけだから、それが人間社会の営みなのだ。
個人の良心や正義感でどうなるものでもないというのを目の当たりにしたのが原発事故以来の日本だった。

歴史の中では人間の集合意識が色々な方向に振れ、時に戦争、時に革命、時に立て直しと、ただただ営々と命が紡がれ魂の修行が行われているだけだ。

私も分かってしまうことで余計な不安や心配もあったし、勘が鋭いばかりに人間嫌いになったり生きにくかったこともあったが、歳を重ね魂や精神世界を知るに及んで、最早不正や隠蔽が露顕してもシナリオ通りなのだろうと腹も立たなくなった。

地球は今軋んでいる。
未来がどうなるのかはスピ世界でもはっきりとは確定していないらしいが、平和で安定的な時期でなくなっているのだけは確かなようだ。

様々な事実が白日に晒されていく行く今の世界であり日本だが、これからもそれは続くだろう。
しかし、今生きている事、家族がいて毎日普通に暮らしていける事、その現実が一番大事だと思う。



« 神仏を拝む意味 | HOME |  厄落とし »

コメント

コメントの投稿

 
管理者にだけ表示

トラックバック

トラックバックURL

http://leomasquerade.jp/tb.php/143-c5487248

⇒ この記事に対してトラックバックを送信する(FC2ブログユーザー)

 | HOME | 

プロフィール

masquerade

Author:masquerade
職業画家でベネチアンマスクを描いています。

PR

カレンダー

10 | 2018/11 | 12
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -

最新記事

カテゴリ

人気記事ランキング

月別アーカイブ

タグ

メール送信

リンク

フリーエリア

QRコード

QR

人気ブログランキング

PR