善行と欲

2016–05–12 (Thu) 17:23
あるブログを読んでいたら、スピリチュアルと欲という話題があった。
私も散々欲の皮が突っ張ると転落するなどと書いてきたが、そのブログには人間に欲はあって当然で例えば善行を施す時もこれで何かいいことがあればいいなと思うのは否定されるべきではないという主旨だった。
説得力があるのは人間としての素直な感情を指摘しているからだ。

動機はどうであれ、結果的に人を助けているのだから良いことをしたわけだ。
それが自分にご褒美として返ってくるかどうかは別問題だが、人間なら例えばお参りに行って「何かいいことがありますように」とお賽銭を多めに上げる時もある。
「神様には感謝しかしてはいけない」と厳密に自分を律せられる人は少ないだろう。
世の中に聖人君子などそういないわけで、崇高な志で寄付をするのも運気を上げたくて寄付するのもお金に色はついていないし援助になっていることに変わりはない。

今回の熊本地震でも有名になったが、ある俳優が何十年もの間何臆というお金を使い寄付や社会奉仕をしている。
彼は元々篤志家で発展途上国の子供を何十人も養子にしたり、国内でも災害があればお金と本人自身で援助をしている。
今回「売名行為か」とどこかで言われ「売名行為ですよ、だからみなさんも沢山お金を寄付して売名行為をしましょう。」と返したことがネットで話題になっていた。

他にも寄付をしたタレントなどが叩かれていたが、批判する人達は同じだけのことをしてみてから言えと思った人も多いだろう。
批判するのは簡単だ。
しかし売名であれ営業であれ、そこに多少の欲が介在していたとしても、困っている人達の助けになっていることは事実だろう。

善行や施しや功徳が全く無私無欲で行われるとは限らない。
お互い様という言葉があるが、「あなたも助けられて私も助かる」と言うのは自然なことだと思う。

なによりいわゆる『いい事』をしたり『人助け』をしたら嫌な気持ちになる人はいないだろう。
自分のハートが清々しい気持ちになるのが「お返し」だし、後で違う何かで本当にいい事が戻ってくるかもしれない。

案外この世は人助けや援助で自分自身も助けられていることがあるのではないだろうか。

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