霊能力

2018–12–24 (Mon) 15:48
霊能者に霊視をしてもらうというのはスピ人間でなくても何となく意味は判ると思う。
しかし霊視というのも様々な方法見え方があって、ビジョンとして見える人、画像は見えなくても何となく感じる人、相手や自分の守護霊ガイドと繋がり教えてもらう人、これらが複合的になっている人などいて、他にも独自のやり方を持っている人も多い。
また降ろしてくる場所も宇宙から神仏から自分の守護霊やガイドから、そしてもっと低次な憑依霊や動物霊とその繋がり先も多岐にわたる。

霊能者でも代々その筋の家系で生まれながらに霊力を持っている人は、何代も人のためにそれを役立てて来たのだろうからそれなりの高次な何かと繋がっていると思われる。
しかし、人生の途中でいきなり目覚めたり能力を会得した人は色々なパターンがある。
覚醒する人は大病や事故で死ぬ目に遭い見えない世界に入る人もいるが、中には突然神が下りて来たとか、アチューメントや秘儀伝授をしてもらったりで開く人がいる。
後者二つは、中にはよろしくない霊や動物霊の場合もあって、降りてきた神は実は野狐だったりすることもある。
それでも、いわゆる霊視が出来るようになったり占いでもズバズバ当てたり未来を予測できるので、すぐに売れっ子先生になれる。

しかしその力は危険と隣り合わせで、極端な話見えない世界と対峙するのは命がけなのだ。
神仏や高次の存在と繋がっていれば守られて力に応じた仕事になるだろうが、あまり高くないものと繋がると人間的欲がそこに絡まり破滅へ向かってしまうことがある。

私は美術業界にいるが、たまにやはり完全なスピ人間もいて、お互い隠しているのだが類は友を呼ぶ通り顔を合わせると皆に隠れてその話になる。
同じ団体で宗教画のような絵を描いている男性と数年前話すようになり、家が新興宗教で自身も信者でありいずれ父親を継ぐことになると聞いた。
そのうち彼女が出来て結婚することになったのだが、その彼女は一目で危ないそちら系の人だった。
綺麗なのだが狐そっくりで私はそばに行けなかったが、彼に聞くとやはり親が変な信心をしている家で彼女は時々憑依状態になるので一緒にお祓いをしてもらっていると言っていた。

運命の相手なので彼女を守りたいという話をしていて、頑張ってと励ましたのだが、その数年後彼は霊能力を磨き自分の信者の除霊をするようになっていた。
年に一、二度絵の集まりで会うと話していたが、二年ほど前黒い顔をしていて「大丈夫かな?」と思った時があった。
聞けば力はアップしているし難しい除霊もこなしているという。
孔雀王がついて力をくれると言っていた。

そしてつい最近体調不良で展覧会に作品を出せないと耳に入ってきた。
まずいなと思っていた矢先、その後彼が脳出血で倒れたのを聞いた。
瞬間私が思ったのは「とうとうやられてしまった」だった。

彼が人助けのために自分の使命だと思いやっていたのは間違いないし、妻も助けたいと思っていたのも知っている。
冗談交じりに何年か前「彼女を救いたいなら2,3年どこかで修業したら?」と言ったことがある。
霊能者は自分の力を過信すると大変なことになると最後に会った時に言いたかったのだが、それは言うことは出来なかった。

一命は取り留めたそうだが、もう社会復帰できる状態ではないようだ。
人のために悪霊と戦っていたのだが、危険すぎる世界だ。
まだ40前半の若さで、心が痛む。

霊能力は諸刃の剣だとつくづく思わされた。



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Author:masquerade
職業画家でベネチアンマスクを描いています。

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